日 時 :2016年5月14日(土曜日) 晴れ時々曇り
場 所 :屏風岳(1825M)びょうぶだけ
三角点名:屏風岳(一等三角点)1816.83M 宮城県刈田郡蔵王町遠刈田
屏 風 岳:南蔵王主峰の屏風岳は宮城県の最高峰です。東側が切れ落ちた山頂からの展望は素晴らしく、麓から見上げると屏風に見える事から屏風岳となった様です。
パーティ:49名(第三回 屏風岳山開き 宮城蔵王ガイド協会主催)
コースとタイム(山行形態:登山口からのピストン)
刈田峠かったとうげ登山口(8:30)→前山まえやま1684M(9:35)→杉ヶ峰すぎがみね1745M(9:55~10:00)→澄川源頭すみかわげんとう(10:45~10:50)→ろうづめ分岐(11:10)→屏風岳1817.1M(11:35~12:15 ランチタイム )→芝草平しばくさだいら→杉ヶ峰(13:30)→刈田峠登山口(14:40)
当日の屏風岳案内図(赤破線が辿った道) 活動時間 6:10 活動距離 9.69km 標高差 292m
蔵王ハイライン入口付近(宮城県側)から望む南蔵王
第三回屏風岳山開き開会式 主催者代表挨拶(宮城蔵王ガイド協会会長)
四つの班に分かれて入山開始
雪解け水が溢れ 沢状態になっている登山道
障害物の様な残雪に足元注意は続く
目の前に見える休憩に最適な前山岩場
火山岩について登山ガイドの説明に耳を傾ける参加メンバー
コース中一番の急斜面を登る
前山山頂より刈田岳かっただけ1757㍍を振返る
快適な尾根歩きが続く(前山・杉ヶ峰鞍部付近)
岩石が敷詰められた歩き難い上り坂
360度の展望が開けた杉ヶ峰山頂広場
怪しい雲行きへと変わる中 緩やかな坂道を下る
夏道を外れ東方面の澄川源頭を目指す
登山ガイドによる澄川源頭の案内終了
夏道に戻り緩やかな坂道へと変わる
変化に富む楽しい坂の登り
後烏帽子岳へと続く ろうづめ分岐
残雪の先に望む 水引入道みずひきにゅうどう1656㍍(右)と馬ノ神岳うまのかみだけ1551㍍(左)
三角点標石が設置された小さな広場の屏風岳山頂
山頂より望む南屏風岳みなみびょうぶだけ1810㍍
ガスが湧き上がる屏風岳東面の急峻な火口壁(帰り道)
池塘が点在する蔵王随一の広大な高層湿原 芝草平
杉ヶ峰山頂付近から望む蔵王連峰最高峰 熊野岳くまのだけ1841㍍
◆当日出逢った花々◆
ショウジョウバカマ・ガンコウラン・ヒメイチゲ・アラゲヒョウタンボク
当日の様子
薄い雲に覆われた蔵王連峰、登山口に近づくにつれ 青空が広がっていました。刈田峠駐車場には 山開き参加者が続々と集まって来ます。主催側の山開き宣言とガイドリーダーによる概要説明後、軽いストレッチを済ませ いよいよ入山開始です。登山道に入ると残雪も多く直ぐに湿原が現れます。ショウジョウバカマの奇麗なピンクに癒され、アオモリトドマツの樹林帯へと進みます。刈田峠避難小屋脇を通過、前山の上りから展望の開けた前山岩場で休憩となりました。登山道の一部分の様な前山頂上から先は、快適な尾根歩きが続きます。やがて、ハイマツ帯の坂道を登った先に杉ヶ峰山頂は有りました。山頂は広く360度のパノラマが広がっています、残念な事に月山から朝日連峰は雲に覆われ見る事は出来ません。杉ヶ峰を後に登山道を外れ、夏には入れない澄川源流を目指します。今の時期ならではの澄川源頭巡りは貴重な体験。やがて本来の登山道に戻り、ろうづめ分岐を過ぎると間もなく屏風岳山頂です。一等三角点標石の建つ山頂は小さな広場で、東側に展望が開けていました。山頂で山仲間と楽しいランチタイムの後、下山は芝草平に立寄りその後 往時を辿りました。爽やかな風に幻想的な雲や青空の動き、軽い疲労感が心地よく感じられた山歩きでした。
往時(片道?㎞)
遠刈田公民館駐車場(7:15)→国道475→県道12→蔵王ハイライン入口駐車場(8:00)
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