
日 時 :2016年10月15日(土曜日) 晴れ
場 所 :森吉山(1454.3M)もりよしさんorざん 別名:向岳むかいだけ 昔名:秋田山あきたやま ひきが岳
三角点名:森吉山(一等三角点)1454.21M 秋田県北秋田市森吉林班地内
パーティ:単独行
森 吉 山:秋田県の北秋田市に位置するアスピーテ型の古い火山で、標高1,000m以上の外輪山に囲まれた独立峰である。古来から霊山として多くの信仰を集め、その象徴とし前岳の森吉神社には ご神体の冠岩かんむりいわがある。山腹にはブナ林が広がり、標高1,100m付近からはモロビ林、山頂にかけては灌木帯に点在する雪田に高山植物が咲き乱れる。現在、県立自然公園に指定されている。
コースとタイム(山行形態:登山口からのピストン・一部周回)
森吉山登山口〈こめつが山荘〉(8:00)→ 一ノ腰いちこし〈一ノ越〉 1264.7M(9:05~9:10) → 森吉神社〈前岳まえだけ〉(9:30~9:35)→ 石森いしもり(9:40)→ 阿仁あに町避難小屋(9:45)→ 向岳(10:10~10:45
)→ 石森(11:15)→ 雲嶺うんれい峠(11:35)→ 膳滝ぜんたき林道(12:35)→ 森吉山登山口(13:05)
当日の森吉山案内図(赤破線が辿った道) 活動時間 5:06 活動距離:14.57㌔ 高低差:751㍍
森吉山登山口の広々とした駐車場(こめつが山荘は直ぐ左上)
秋田県自然保護課 管理の冬期使用(冬季用梯子有り)可能な、こめつが山荘
カラマツ林の緩やかな上り坂
岩石が多くなると上りも徐々に急登へ変わる
素晴らしい紅葉に思わず足が止まる(標高900㍍付近)
三等三角点標石の建つ展望の開けた一ノ腰山頂
山頂から望む逆光に眩しい主峰の向岳
前岳手前から一ノ腰を振返る
前岳山頂に建つ森吉神社の社殿(奥)と避難小屋(左手)
社殿の裏手に有る奇妙な形の巨岩は冠岩と呼ばれ、神社のご神体となっている
更に主稜線上に続く小さな湿原や池塘
阿仁スキー場からとの合流地点の、登山客で賑やかな石森山頂
スキーツアーなどの利用に絶好地、阿仁町避難小屋
笹原の広がる見通しの良い登山道(中央奥が森吉山山頂)
岩石とザレ場の上り坂
山頂手前の緩やかな上り
方位盤と一等三角点標石の建つ、広々とした向岳山頂
登って来た阿仁町避難小屋方面を振返る
登山者で賑わう山頂風景(下山時の)
石森山頂から見たモロビとコメツガに覆われた向岳
尾根からの下り口の雲嶺峠
登山者の少ない松倉コースに広がる紅葉
深いブナの森に続くゆるやかな山道
膳滝林道まで下りて来ました(右奥から下る)
ナナカマドの赤が奇麗な林道歩き
◆当日出逢った印象的な紅葉◆
当日の様子
前回はゴンドラを利用した阿仁登山口からの楽々登山で、森吉山に登った記憶が有ります。今回は山麓からの紅葉を楽しみに、長丁場を一歩一歩登る予定でやって来ました。登山口で身支度を整えている間も、駐車場には次々と登山者の車が入って来ます。こめつが山荘の裏手から入山開始、カラマツの樹林帯に登山道は続いています。旧スキー場の跡地に植えられた植林の葉が朝露に濡れ、逆光に光り輝き奇麗。やがて、紅葉が真っ盛りのブナ原生林から、岩や石の多い雑木林の急登へ、背中に汗を感じた頃、突然展望が開け 一ノ腰山頂へと飛び出しました。オーォ!!奇麗、目の前に雄大な裾野を広げた森吉山の主峰、向岳が逆光に輝いています。一ノ腰からは雲嶺峠へといったん下り、外輪山の稜線歩きとなりました。前岳山頂に建つ森吉神社に登山の無事を祈り、阿仁コースとの合流では登山者の多さに圧倒されます。阿仁町避難小屋からは、広々とした笹原の平坦な道へと変わります。やがて笹原から岩礫の道へと変わり、ひと登りすると向岳山頂に到着です。一等三角点標石の建つ山頂からは大パノラマが広がります…が、遠くは靄で 楽しみにしていた展望は有りませんでした。山頂東端の岩陰で冷たい風を避 け おやつタイム、暖かなコーヒー
でのんびり、至福のひと時。下山は雲嶺峠へと往時を辿り、峠からは奇麗な紅葉の広がる松倉コースをゆっくりと下りました。
帰り道(約:343㎞ )
森吉山登山口出発(13:15)→比内森吉線→県道309→国道105→県道38→国道341→国道46→盛岡IC 東北自動車道→仙台南IC→国道286→熊野堂高館線→県道39→国道4→自宅着(18:25) 時間には途中休憩2回含む
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