日 時 :2016年11月5日(土曜日) 晴れ
場 所 :霊山(825M)りょうぜん 福島県伊達市霊山町大石字湧水
パーティ :16名〈マイクロバス1台(ZMC主催)〉
霊 山 :なだらかな稜線の阿武隈山地に有って、ひときわ目立ち聳え立つ霊山。かつては修験道の宿坊霊山寺として、南北朝時代には霊山城が築かれ激しい戦いの舞台となった古い歴史を誇る霊峰。山全体が安山岩あんざんがん・火山角礫岩かざんかくれきがんから形成され、奇岩が散在する変化に満ちた地形をなしている。
コースとタイム(山行形態:縦走登山)
霊山湧水の里りょうぜんわくみずのさと駐車場(8:00)→ 不動岩(9:10) → 天狗岩(9:35~9:40)→ 霊山寺跡(10:00~10:15)→ 釣瓶落つるべおとし岩(10:30~10:35)→ 霊山城跡(10:55~11:35 ランチタイム )→ 護摩壇ごまだん(11:50~11:55)→ 天狗の相撲場(12:10~12:15)→ 東物見ひがしものみ岩〈最高峰〉(12:35~12:40)→ 望洋ぼうよう台(12:55)→ 日暮ひぐらし岩(13:25~13:30)→ 見下みくだし岩(13:40)→ 霊山登山口(14:00)
当日の霊山案内図(赤破線が辿った道) 活動時間 6:00 活動距離:8.33㌔ 高低差:433㍍
スタート地点の保険休養林霊山湧水の里駐車場
キャンプ場を管理する霊山湧水の里管理事務所
案内板に従い緩やかな坂道を登る
朝日が降り注ぐ木漏れ日の登山道
いよいよ霊山を形作る巨大な岩とのご対面
クサリに梯子・階段の急登に変わる
不動岩手前の木々の間から望む 霞んだ吾妻連峰
不動岩と呼ばれる巨大な岩壁
岩からはみ出した登山道の橋を振り返る
紅葉に包まれる天狗てんぐ岩(左手)と稚児ちご岩(右手)
霊山寺へと続く広々とした登山道
鮮やかな紅葉(ハウチワカエデ)に一瞬立ち止まる
その昔、宿坊として大きな寺屋敷の有った陸奥霊山寺跡
釣瓶落つるべおとし岩から見た紫明峰しめいほう
釣瓶落岩から望む安達太良連峰(右手)と吾妻連峰(左手)
西物見岩にしものみいわから望む蔵王連峰
多くのハイカーで賑わう広々とした霊山城跡地
護摩壇へと続く紅葉が見頃の岩場道
渋滞状況(コースで一番人気)の護摩壇
天狗の相撲場へと 立ち寄る
天狗の相撲場から望む数々の奇岩群
北側に展望の開けた霊山最高峰(東物見岩)
痩せ尾根の 蟻の戸渡りを振り返る
ウリハダカエデの奇麗な紅葉に癒される
日暮岩ひぐらしいわから望む虎捕山とらとりやま705.5㍍(正面)と見下し岩(手前)
下山口の駐車場から仰ぐ奇岩群
当日の様子
何年振りだろう、湧水の里から登るのは?どんな所だったかな~。そんなことを考えながらバスに揺られ、福島県の伊達市と相馬市の境界に位置する霊山へとやって来ました。青空が広がったこの日、霊山湧水の里管理事務所前からは吾妻連峰が奇麗に見えていました。ストレッチ体操後、そこそこに急な坂の遊歩道からスタートです。遊歩道最上部展望台の東屋を過ぎると、木漏れ日の差すナラやシラキの多い樹林帯の快適な登山道へと変わります。やがて霊山独特の岩峰の壁が現れ、点在する岩場にはチェーンや梯子・階段が掛けられ 緊張の登りは続きました。ところどころ木々の間や、橋・岩峰上から望む 絶景に癒されながらの登山です。岩峰を抜け尾根筋に変わると間もなく、日枝神社を左手に陸奥霊山寺跡地へと到着。霊山寺跡で記念撮影後、釣瓶落岩からの展望を楽しみ、霊山城跡地でのランチタイムとなりました。晴天の休日、麓の紅葉まつりとも重なり、霊山城跡は地元を含め近隣からのハイカーで大賑わい。食後は本道を外れ 護摩壇へと向かいます。大きくえぐれた洞穴や西側が絶壁の護摩壇からは、遠く吾妻に安達太良の峰々が奇麗に望め コースで一番人気の場所となっていました。護摩壇を大きく回り込み 本道へと登り返します。やがて本道から霊山の最高峰東物見岩を越え、蟻の戸渡からは回遊コースを下ります。見下し岩からの切り立つ岩壁に真赤の紅葉と松の緑、この息を呑む贅沢な景色に大満足。昨年は飯豊や朝日も見える良好な眺望でしたが、今年は山仲間達との楽しい縦走登山に感激の山旅でした。
往時(片道 ≒ 29㎞ )
国見IC出発(7:05)→県道31→県道149→国道115→林道大霊山線→霊山湧水の里着(7:45)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます