青空に誘われる山の旅

宮城県々南の田舎町から、天気の良い日に日帰りで登った山の記録を中心に綴っています。

屏風岳[南蔵王縦走](2013)

2013-08-12 22:55:06 | 山歩き

日  時 :2013年8月10日(土曜日) 曇り

場  所 :屏風岳(1825M)びょうぶだけ 宮城県刈田郡蔵王町遠刈田

屏 風 岳:仙台市内から見ると、雪が積もった滑らかな急斜面が 屏風のように見えることから名付けられた屏風岳は、標高1,825mで宮城県の最高峰になっています。叉、一等三角点(1817.1M)の山でも有ります。

パーティ:16名(一般参加 7名 ガイド協会会員 9名) 宮城蔵王ガイド協会主催登山

コースとタイム(山行形態:縦走登山)

     遠刈田公民館(7:10発)バス移動→刈田峠かったとうげ(8:00)→杉ヶ峰すぎがみね(9:05~9:15)→芝草平しばくさだいら(9:35~9:45)→屏風岳びょうぶだけ(10:35~10:40)→南屏風岳(11:15~11:20)→不忘山ふぼうさん〔御前岳〕(12:00~12:30)→不忘ノ碑(12:40~12:45)→弘法清水こうぼうしみず(13:35~13:45)→スキー場ゲレンデ(14:40~14:45)→みやぎ蔵王白石スキー場(15:10)バス移動→遠刈田公民館(15:40着)

 

ガスと風の中、前山手前の岩場を登る

アオモリトドマツの原生林では静かな尾根歩きです

コバノトンボソウを探しに芝草平の湿原へ脇道を入ります

湿原のキンコウカは花が終盤を向かえていました

縦走路脇に静かにひっそりと咲くテングノコズチ

相変わらずのガスと風に覆われた不忘山山頂

不忘ノ碑手前の岩場の尾根を下ります 

弘法清水から尾根上の不忘ノ碑(正面中央の凸)を振返る

爽やかな風を受けスキー場ゲレンデをのんびりと下ります

 

◆当日出逢った印象的な花々◆

マツムシソウ・フボウトウヒレン・ハクサンフウロウ・ハクサンシャジン白(タカネツリガネニンジン)

   

ハクサンオミナエシ・トモエシオガマ・ソバナ・カキラン

   

エゾシオガマ・エゾオヤマリンドウ・イワオウギ・イワインチン

   

イブキトラノオ・イブキジャコウソウ・ミヤマシャジン・マルバダケブキ

   

 

当日の南蔵王縦走案内図

 

当日の様子

広々とした湿原の芝草平と連峰最南端の鋭鋒不忘山まで続くこのコースは、宮城蔵王のメインコースとして人気が高く、晴れた日の展望は素晴しく、変化の多い楽しいコースとなっています。この日は暑さの山歩きと思われましたが、登山口の刈田峠は生憎 曇り空でガスっていました。良く整備された登山道を下って行きます、左右に小湿原を見て岩場を登り前山を通過すると、アオモリトドマツの原生林です、ガスと風の中、杉ヶ峰から芝草平に下って行きました。芝草平は湿原に無数の池塘、キンコウカにイワショウブ、有りました見てほしいコバノトンボソウ!やったー!。緩やかな坂を登ると一等三角点の設置された屏風岳山頂です。南屏風岳では小雨交じりの横殴りの風でした、不忘山へのガレ・岩場の痩せ尾根はコース中 唯一の危険箇所であり、高山植物の宝庫でも有りますが、風と小雨で花のシャッターは切れませんでした。不忘ノ碑から先は晴れ間が広がっています、滑り易い下り坂からゲレンデに出ました。爽やかな風にギボウシやヤマユリの花々が揺れています、メンバーの会話と笑顔に、山歩きの楽しさがジワーット感じられるひと時でも有りました。

出逢った花々:アキノキリンソウ・アリドオシラン・オトギリソウ・コメツツジ・ミヤマシャジン・オノエイタドリ・テングノコズチ・エゾシオガマ・ミヤマトウキ・キンコウカ・イワショウブ・アサヒラン・ウスユキソウ・タカネアオヤギソウ・クロズル・シラネニンジン・イブキゼリモドキ・ザオウアザミ・シロバナトウウチソウ・イワイチョウ・ホソバノキソチドリ・コバノトンボソウ・ハクサンシャジン(タカネツリガネニンジン)・ウメバチソウ・トモエシオガマ・タカネサギソウ・フボウトウヒレン・イブキジャコウソウ・アキカラマツ・ミヤマカラマツ・クルマユリ・ハクサンサイコ・イワインチン・ハクサンフウロウ・ハクサンイチゲ・ホタルサイコ・コバギボウシ・イブキトラノオ・ミヤマホツツジ・ハクサンオミナエシ・ヤマユリ・ツルリンドウ・ヒトツバヨモギ・ミヤマコウゾリナ・ヨツバヒヨドリ・ヤマハハコ・ノリウツギ・リョウブ・ハナヒリノキ・ミヤマトウキ・マルバダケブキ・オオバギボウシ・エゾオヤマリンドウ・マツムシソウ・ミヤマホタルイ

往時(片道33㎞)

自宅発(5:55)→国道4→県道14→県道25→県道12→遠刈田公民館駐車場着(6:40) 時間は途中コンビニ買出し含む

 

 



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