日 時 :2017年6月13日(火曜日) 曇り
場 所 :御田ノ神おだのかみ 宮城県刈田郡七ヶ宿町刈田駐車場(スタート地点)
パーティ:単独行
御田ノ神:標高1530㍍~1580㍍、面積6㌶、中央蔵王の馬ノ背の西麓に広がる台地状の湿原 御田ノ神は、一部が蔵王エコーラインに分断されているが、芝草平に次ぐ蔵王連峰第二の規模を持つ湿原である。
コースとタイム(山行形態:駐車場からの周回)
刈田かった駐車場(10:40)→御田ノ神園地 東側入口→園地内湿原→ひなん小屋(ランチタイム )→西側入口→蔵王エコーライン脇登山道→刈田駐車場(12:10)
当日の御田ノ神トレッキング案内図(赤の破線が歩いたコース)
御田ノ神園地への東側入口
多くのハイカーで賑わう園地内
花の撮影に夢中なハイカー達
ひなん小屋と咲きはじめのチングルマ
西側の園地入口
エコーラインを跨いだ北側の園地
湿原の少ない北側園地
🔶 この日お目当てのヒナザクラ 🔶
ヒナザクラ(雛桜):サクラソウ科サクラソウ属の多年草。日本特産で東北地方に分布し、西吾妻山を南限 八甲田山を北限とする。多雪地の亜高山帯の湿原、雪田草原、湿った草地に生育する。
◆ 園地内で出逢った花達 ◆
ミツバオウレン・ツマトリソウ・ムラサキヤシオ・ワタスゲ
チングルマ・ミネザクラ・ミネズオウ
◇ 当日園地以外のトレッキング ◇
馬の背から振返った風景
ミネズオウと熊野岳
中丸山コース九合目から望む熊野岳
蔵王山のシンボルお釜
ガスに覆われるワシ岩
熊野十字路から北へと続く道
登山者のいない熊野岳山頂
ガスに覆われる主稜線
南斜面に残る雪
◇◆園地以外に出逢った花達◆◇
ミヤマハタザオ・ショウジョウバカマ・コイワカガミ・オオカメノキ
コメバツガザクラ・コマクサ・ニガイチゴ
当日の様子
6月に入り高山植物の花だよりが、新聞をはじめ各報道で取上げられる事が多くなりました。そんな事から今回は、今の時期に咲く花が気になり、急遽、御田ノ神へとやって来ました。次々と流れ雲がわき出すこの日、山が雲に隠れたり 雲の切れ間からの青空と幻想的な景色に変わったり、慌ただしい1日でも有りました。御田ノ神園地内は、平日にも大勢のハイカーが訪れ、咲き始めのチングルマとヒナザクラを楽しんでいます。今年は雪が多かったせいでしょう、例年に比べ咲いている花の数も種類も少なく 淋しい御田ノ神園地となっていました。
過去の記録:御田ノ神2013 御田ノ神2014 御田ノ神2016
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