日 時 :2014年7月22日(金曜日) 晴れ
場 所 :室堂平むろどうだいら 富山県中新川郡なかにいかわぐん立山町芦峅寺あしくらじ室堂
室 堂 平 :立山火山の活動によって形成された弥陀ヶ原溶岩台地の上部地域。本来「室堂」とは室堂ターミナルから徒歩10分ほどのところにある江戸時代の建物のことで、元来は修験者が宿泊または祈祷を行った堂であり、のちに立山に登拝する宗教登山者の基地となる。
パーティ:二名
コースとタイム(山行形態:スタート地点からの周回)
室堂ターミナル(10:50)→みくりが池分岐→立山室堂山荘→浄土山じょうどさん登山口→室堂山展望台→みくりが池→みくりが池温泉→血の池→ミドリガ池→立山室堂山荘→室堂ターミナル〈レストラン立山〉(15:20)
当日のトレッキング案内図(赤の破線が歩いたコース) 活動時間 4:33 活動距離:6.49㌔ 高低差:301㍍
スタート地点の室堂平立山石碑(石碑背後が立山 最高峰:大汝山おおなんじやま3015㍍)
石を敷詰めたバリアフリーコース
北アルプスで最も美しい火山湖の みくりが池
立山室堂山荘前を通過
室堂山展望台へと続く登山道
立山室堂山荘を振り返る(山荘背後に聳える別山べっさん2880M)
眼下に見える室堂ターミナル(ターミナル背後に聳える大日連山 最高点2611M)
溶結凝灰岩ようけつぎょうかいがんの岩石で出来た階段の上り坂
浄土山への分岐点
室堂山展望台から見上げた 浄土山じょうどさん2831㍍
展望台から見た雲に覆われた峰々(雲が無い時の景色 ⇒ 立山カルデラ)
下山途中に見える みくりが池(左手)とミドリガ池(右手)
左手に見える天狗平(立山高原ホテル〈右手〉)
日本一高所に建つ宿泊可能な天然温泉 みくりが池温泉
湖面(みくりが池)のさざ波に写る山並み
温泉テラスでのんびりと寛ぐハイカー
砂場で毛ずくり中のライチョウ
湿地に酸化鉄が含まれた赤い水たまりの点在する 血の池
透明度が非常に高いミドリガ池
春と夏の花が一斉に咲き乱れる室堂平(花が見頃のチングルマとミヤマキンバイ)
レストラン立山から窓越しに見る室堂平
◆ 弥陀ヶ原高原散策 ◆ 散策時間 ≒1時間
弥陀ヶ原:中部山岳国立公園内に位置する活火山の高原で、標高約1,600~2,100m、南北2km、東西4kmにわたり広がっている。
弥陀ヶ原散策コース案内図
湿原には木道が敷かれ歩き易い
湿原には餓鬼(ガキ)の田と呼ばれる池塘ちとうが点在
◆ 当日出逢った印象的な花達 ◆
ミヤマキンポウゲ・クルマユリ・テガタチドリ・ミヤマリンドウ・ホンシャクナゲ
ミヤマコウゾリナ・ヒメクワガタ・シナノキンバイ・ハクサンイチゲ・チングルマ
アオノツガザクラ・ミヤマキンバイ・ウサギギク・コバイケイソウ・モミジカラマツ
イワイチョウ・シロバナタテヤマリンドウ・ヨツバシオガマ・オニシモツケ・キヌガサソウ
ゴゼンタチバナ・イワオウギ・ミヤマコゴメグサ・ベニバナイチヤクソウ・ウツボグサ
ゼンテイカ・キンコウカ・ハナチダケサシ・タテヤマウツボグサ・シコタンハコベ
当日の様子
年間120万人が訪れる室堂平、平日にも関わらず 大勢の観光客(外国人の多い事)で賑わっています。心配された天候も、長野から富山県に入った途端、嘘の様に青空が広がっていました。室堂ターミナル展望台を出て、立山をバックに、早速 記念撮影。撮影後、最初は室堂山展望台へと向かいます。展望台へと続くコースからは、天狗平から室堂平にかけて 広々とした高原が見渡せ まるで絵に書いたような風景が広がります。展望台山頂は北側に雲が多く、期待した大パノラマは得られませんでした。みくりが池からみくりが池温泉へ、血の池からミドリガ池へと辿り 高原の散策は続きます。高原に咲く 春と夏の花々に癒され、思い出に残る楽しいトレッキングの一日でした。
7/23 帰り道(距離:493㎞ )
扇沢駅前 大町市市営駐車場(11:10)→県道45→国道147→県道55→国道403→麻績IC 長野自動車道→更埴JCT 上信越自動車道(富岡市富岡製糸場)→藤岡JCT 関越自動車道→高崎JCT 北関東自動車道→岩舟JCT 東北自動車道→国見IC→国道4→自宅着(19:00) 時間には休憩1回と昼食に夕飯の買い出しと世界遺産の富岡製糸場見学〈1.5H〉を含む
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます