日 時 :2016年6月8日(水曜日) 曇り
場 所 :御田ノ神おだのかみ 宮城県刈田郡七ヶ宿町刈田駐車場(スタート地点)
パーティ:二名
御田ノ神:標高1530㍍~1580㍍、面積6㌶、中央蔵王の馬ノ背の西麓に広がる台地状の湿原 御田ノ神は、一部が蔵王エコーラインに分断されているが、芝草平に次ぐ蔵王連峰第二の規模を持つ湿原である。
コースとタイム(山行形態:駐車場からの周回)
刈田かった駐車場(11:05)→蔵王エコーライン→東入口からエコーラインを跨いだ登山道→御田ノ神園地 西入口→園地内湿原→避難小屋→園地内湿原→東入口→蔵王エコーライン→刈田駐車場(12:15)
当日のトレッキング案内図(赤の破線が歩いたコース)
蔵王エコーラインの北側に続く 良く整備された遊歩道(山形県の上山市)
小さな沢を縫う様に続く遊歩道はまるで日本庭園
辺り一面に咲くチングルマの花達
仙人沢方面との分岐点
大きな案内板の建つ御田ノ神園地西入口
爽やかな風に揺れるワタスゲ
園地内に建つ御田ノ神避難小屋
雲の切れ間から見える蔵王連峰最高峰熊野岳
思わず歓声を上げてしまいそうなワタスゲの大群落
遊歩道両脇にまで広がるワタスゲ
御田ノ神園地東入口 エコーライン前へと戻って来ました
◆ この日お目当てのヒナザクラ ◆
ヒナザクラ(雛桜):サクラソウ科サクラソウ属の多年草。日本特産で東北地方に分布し、西吾妻山を南限 八甲田山を北限とする。多雪地の亜高山帯の湿原、雪田草原、湿った草地に生育する。
◆ お目当てのワタスゲ ◆
ワタスゲ(綿菅):カヤツリグサ科ワタスゲ属の多年草。別名でスズメノケヤリ(雀の毛槍)という。北半球の高山や寒地に分布し、日本では北海道から中部地方以北の高山帯から亜高山帯の高層湿原に分布、大群生をつくることが多い。
ワタスゲの赤ちゃん
◆ お目当てのチングルマ ◆
チングルマ(珍車、稚児車):バラ科ダイコンソウ属の落葉小低木の高山植物である。一般にダイコンソウ属に分類されるが、チングルマ属に分類する説もあり、確定していない。
花弁が取れ終盤を迎えたチングルマ
◆ 他に園地内で出逢った花々 ◆
マイズルソウ・ノビネチドリ・ムラサキヤシオ・ミツバオウレン
ツマトリソウ・オオカメノキ(ムシカリ)・タケシマラン・ミネズオウ
ベニバナイチヤクソウ・コイワカガミ・ミヤマハタザオ
当日の様子
蔵王エコーラインも大黒天を過ぎると、濃いガスが切れ青空が見えています。南蔵王の峰々も雲の切れ間から見え、雨の心配はなさそう。駐車場を後に、御田ノ神園地東入口へとやって来ました。東入口から道を隔てた北側にヒナザクラの花が見えます。えーぇ、ヒナザクラの花も終盤。早や!!。今年は何んて咲くのが早いのか?何度か訪れている御田ノ神、予想外の展開に驚きの一日となりました。
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