日 時 :2015年2月7日(土曜日) 晴れ
場 所 :刈田岳(1758M)かっただけ 昔名:わすれずの山 宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉字倉石
パーティ :3名(御客様 2名 他 1名) M's GUIDE&SCHOOL主催👉 CATツアー
蔵王という名前の由来は、修験者が奈良県吉野の金峯山から「金剛蔵王大権現」を刈田岳山頂に祭ったことに由来しています。
コースとタイム(雪上車[上り]:スノーシュウトレッキング)
すみかわスノーパーク(9:00)雪上車→第1カーブ[蔵王ハイライン](9:50)スノーシュウ装着→刈田岳(10:50~11:15)→蔵王エコーライン交差点(11:50)→後見ゲレンデ最上部(12:15)→休憩所(12:30~12:40)→すみかわスノーパーク(13:00)
当日の刈田岳トレッキング案内図(赤破線が辿った道)
雪上車が並ぶスタート地点のすみかわスノーパーク
20名乗り暖房完備の雪上車内部(この日利用の雪上車)
スタート後間もなく車内から見た北蔵王の主峰 雁戸山がんどさん1484.6㍍
大勢の樹氷めぐりツアー客で賑わう樹氷原(刈田岳南斜面)と雲に浮かぶ吾妻あずま連峰 樹氷めぐりツアー
青空に眩しく輝く南蔵王の峰々
丸々と太ったスノーモンスター(樹氷)が並びます
青空に映える樹氷群
見事なシュカブラ(雪紋せつもんとも呼ばれ、硬くなった雪面が強い風で削り取られてできる波状の模様)と樹氷群
蔵王ハイライン最終カーブ付近から見た後烏帽子岳うしろえぼしだけ1681㍍
蔵王ハイライン最終カーブ付近から見た飯豊いいで山地
山頂に近づくほど巨大化(成長のピークを向えた)したスノーモンスター
斜面一面に広がる奇麗なシュカブラ
レストハウス駐車場付近から望む大朝日岳おおあさひだけ1870.3㍍(魚眼レンズ撮影)
刈田岳山頂から望む蔵王最高峰の熊野岳くまのだけ1841㍍(魚眼レンズ撮影)
刈田岳山頂から望む蔵王名物のお釜(魚眼レンズ撮影)
樹氷に覆われた鳥居が見事な刈田岳山頂
絶好の登山日和に次々と登山者が登って来ます
山頂に向かう登山者の列(下山途中 山頂を振り返る)
蔵王エコーライン手前からの奇麗な景色(右手奥に見える吾妻連峰)
蔵王エコーラインとの交差点付近から見た宮城県最高峰の屏風岳びょうぶだけ1825㍍
後見ゲレンデの最上部まで下りて来ました
澄川ゲレンデ近くを帰る樹氷めぐりツアー客を乗せた雪上車
当日の様子
先月のキャットツアーガイドは猛吹雪にホワイトアウト、宮城県内でもめったに体験出来ない地吹雪体験ツアーとなりました。そんな事から今回心配された天候も、この日は穏やかに青空が広がりました。蔵王についてのウンチクを聞きながら揺れる事50分、雪上車はトレッキングスタート地点の第1カーブへと到着です、第1カーブ前は風も無く広々とした雪原で 大展望が広がっていました。軽いストレッチを済ませ、初めてのスノーシュウ体験の御客様と山頂へと向います。最初に樹氷原へと少し下り、いよいよシュカブラを踏締め 緩やかな坂道を上って行きます。樹氷は一年の内で今が最も見頃、真っ青な青空に見事に生長した樹氷は圧巻、とにかく素晴らしーーーぃ。めったに無い好天に、刈田岳山頂から馬ノ背、熊野岳にかけ大勢の登山者の姿が見えます。山頂での大パノラマには もうこのまま下りたく無い気分です。下山は東側に展望の開ける中央コースを辿ります、余りの好天に登って来る登山者の数も半端では有りません。スキー場に戻る頃には 御客様に楽しんで戴けた事、無事安全に下山出来た事、自分も楽しめた事から 充実した気分の一日となりました。
過去の記録:刈田岳(2011冬) 刈田岳(2012冬) 熊野岳(2013冬)
往時(片道42㎞)
自宅出発(7:00)→仙南東部広域農道→金ヶ瀬・蔵ヶ島線→県道115→県道12→すみかわスノーパーク駐車場(8:00)
若かりし頃、雪上車で頂上まで、帰りは、スキーで一気に駆け下り、体力がありました。
今はとても臨めません