有川浩さんの作品です。
図書館戦争シリーズのの3作目になります。
シリーズ4巻のこの3作目だけが図書館になくてやっと読むことが出来ました。
図書館で予約して3ヶ月待ちました。
期待通り痛快でした。
近未来、「狩られる本」を守るために活躍する図書隊のお話です。
先日ブログで少し触れたのですがカモミールの花言葉はその姿からは想像できない「苦難の中の力」です。
この花言葉の由来が胸を熱くします。
今回初めて主人公の郁が戦闘で人を撃ってしまうシーンがあります。
正義の為とはいえ人を傷つけることへの恐怖と痛みが語られます。
今の自分の暮らしの中で銃を持って闘うなどと言うことは考えられませんが、正義の為に出来ることはしたいと、そして自分にとって正義とは?なんてことも考えてしまいました。
この本は決して暗いものではありませんし、ラブコメといっていいと思います。
でも色々な要素を含んでいて面白かったです。
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