消費大国？？

カトリック国のフィリピン、BERの着く月に突入した。そろそろクリスマス・モードに突入である。このSMデパート始め、他のモールも一斉にクリスマスモードに入る。


消費大国？？


しかしこのSMデパートメント・ストアの戦略、一月に一度くらいのペースで日にち限定の安売りを行う。値が単純なのか、それともこの時期を狙って買い物を控えているのか、今回は最高で70％の値引きも有りということで、今までに見たことが無いほど人ごみでごった返していた。値引きに過剰に反応するフィリピーノ（私もその一員であるが）レストラン、ファーストフードなども満杯で席が空くまで待ち状態の処がほとんどであった。

普段の日はこれで維持が出来るのかと思うほど人がいない・・・・ト言うより涼みに来る客はいるが、買い物客は少ない。もっとも此れをやって貰わないことには、店子も干上がってしまうだろう。それでも全てのテナントが埋まりきらないモール内部であるが、かれこれ15年以上は立つであろうと思われるこのモールも、テナントが全部満杯になったのを一度も見たことが無い。

もっとも、此れが華僑商人のやり方かなのか、モールのマネージメント側の思惑通り、賃料と利益の数パーセントの賦課金は上下することは無い。テナントに入る側もある意味それを承知の上のSMにブランチがあるという一つのステイタスもあるのだろう。しかし堪らないのはそこ一店舗に全てを掛ける小規模経営者の側だろう。企業戦略の手のひらに乗せられてその中で撥ねる回るしかない、この力の差は歴然としている。



※入り口近辺はは歩道にはみ出すほどの行列であった。


それにしても、女性ばかりが目立つ、何処も同じか、女性は安売りという言葉には弱い、しかし日本でも安売りを買うときのオバちゃんパワーは凄いが、ここでは若い女性も凄い物がある。




打って変わって高級なお客相手のタウンセンター、アヤラ財閥経営だけあってゆったりとしていた。


こういうブランド物をお抱え運転手と荷物持ちのメイドさんを連れて買い物に歩く富裕層の人たち、やはり桁が違うな・・・・・。


それにしてもこの行列や高級デパートのそれを見ると、ここはアジアでも下から数えた方が早いという国なのかとさえ疑ってしまう。


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