出口の見えないうつ病との闘い

うつ病と闘って約5年、闘病生活を綴ります

拳に魂を!!

2018-11-23 09:13:30 | 日記
昨日もジムに顔を出すと、会長から今日は試合間近の小学6年生の子どもの面倒を見て上げて、と依頼がありました。

大人のジム生に混じって練習です。

腕立て伏せやロープトレーニング、ミットを受けてあげて、いよいよスパーリングです。

しかし、何というか覇気が感じられないのです。

うまく言えないのですが、相手を倒すんだという気持ちが無いというか、拳に魂が宿っていないのです。私が軽くパンチを出すだけでビビってしまい手数が無くなります。

さすがのトレーナーも会長も当然それを見抜いており、激しいゲキが飛びます。

「無駄なパンチを出すな!!」

「倒すんだという気持ちを見せてみろ!!」

「相手もお前を倒す気で来るんだぞ、倒すんだという気持ちがないと試合なんか出せないぞ!!」

私は技術はありませんが、いくらパンチや蹴りをもらっても前に出る気持ちだけはあるつもりです。

多分会長もそれを伝えてほしくて私をトレーナーに付けたのだなって思いました。

私もすぐにそれに気付き、ノーガードで小学6年生のパンチとキックを受け続けました。

頑張る小学6年生の拳に少しずつ「こいつを倒してやる」っていう気持ちが拳に宿って来ているのを感じました。

涙腺が緩い私は、ヘッドギア越しにまたまた汗に混じって涙が、、、。

練習の最後、会長は「mistさんとやったスパーリングのときの気持ちを絶対に忘れるな」と言い、その小学生は「mist先生、オッス、ありがとうございました!」と元気に挨拶して帰っていきました。

是非とも試合、頑張ってもらいたいです!!

小学6年生からも元気をもらいました。