先日、ご近所のスーパーへお買い物に行った帰りに、見知らぬ猫と出会いました。
広いお庭のあるお家の門の辺りに、そっと佇む猫…。
門の上には立派な松の枝がアーチを描いています。
夕陽に照らされたその姿は、まるで1枚の画の様です。
「 あら、素敵♪」
猫好きの私は、顔見知りであろうとなかろうと、猫を見ると話しかけずには いられません。
「 こんにちは。」
その猫は、ゆっくりと私の方へ近付いて来ました。
何だか物腰が、紳士っぽいです。
身体の色分け(?)も、白と黒で、タキシードを着ているみたいです。
「 お友達になろう!」 …と思ったら、タキシード姿の紳士猫さんは 私の前を横切って行きました。
致します。」
やっぱり、紳士っぽいです…。
紳士猫さんは、お向かいのお家の前で腰を下ろしました。
お借り致します。」
「 私に 何か御用が
おありでしょうか?」
う~ん、やっぱり紳士っぽいです…。
仲良くなろうと試みましたけれども、丁重に(?)断られました…。
( …ただ無視されただけですけれども、ね。)
私は、紳士猫さんにお別れの挨拶をして お家に帰ることにしました。
いつもは 「 バイバ~イ♪」 とか 「 またね♪」 と声を掛けるのに、何故か 「 ごきげんよう。」 とお上品に 深々とお辞儀をしてしまいました。
また遇いたいなぁ…紳士猫さん♪