先日、横浜のすみっこのお家から、遥々 銀座まで 出掛けた時のこと…。
歌舞伎座に到着した私は、右足に何だか違和感を感じました。
「 ? 」
ふと確認してみると…?
「 あぁッ!」
ペリ…
サンダルの底が、身頃(?)から接がれかけているではありませんか!
踵の部分 5cm程を残して、両サイドが真ん中まで…。
「 ど、どうしましょう…。」
どうしようもありません。
ただただ、「 お家に帰るまで、何とか もち堪えます様に…。」 と祈るだけです。
お祈りが効いたのでしょうか、楽しく歌舞伎鑑賞を終えても、接がれることなく無事でした。
帰宅の途に付いた私は、夫からの留守番電話を聞きました。
「 家の鍵、持って行った?」
「 え…?」
私は、慌てて鞄の中を探しました。
「 …無いわ…。」
朝、お仕事に出掛ける夫よりも先に お家を出ましたので、玄関で見送られて…ええ、確かに、鍵を持ちませんでした…。
「 どうしましょう…。」
どうしようもありません。
夫はスポーツクラブにいるということでしたので、そこへ向かうことにしました。
横浜駅で乗り換えのために歩いていると…?
ベロッ!
…とうとう、サンダルが接がれてしまいました…。
「 あぁぁ…。」
とりあえず、踵と両サイドにバンドエイドを貼って繋げてみたものの、たった1歩歩いただけで バリッ!と…。
「 もう、いいや…。」
開き直って ズリリズリリ…とサンダルを引き摺りながら歩いていると…?
ブチッ!
今度は 籠バッグの取っ手が千切れてしまいました。
「 えぇぇッ!」
サンダルを引き摺り、バッグを両手で抱え、お家の鍵を忘れた私の頭には、「 踏んだり蹴ったり 」 「 弱り目に祟り目 」 「 2度あることは3度ある 」 「 泣き面に蜂 」 という、嫌~な言葉ばかりが浮んできました。
「 踏んだり蹴ったり+転がったり、だわ…。」
スポーツクラブで待ち合わせた夫が、ヘアゴムで留めて応急処置をしてくれましたので、何とか無事に(?)お家へ帰れました。
ベロ~ン…。
バンドエイドの跡が
余計に哀しいです…。
籠バッグ。
見事にブチッと
千切れています…。
ぷち災難が重なり過ぎて、かえって可笑しくなってしまいました。
せめてもの救いは、これらが全て、復路での事件だったことです。
往路だったら、かなり凹んでしまったでしょうね…。