たびのきろく

旅の記録を綴っていきます。


よろしくお願いします。

シャカランドShakaland

2021-02-28 19:20:00 | 旅 南アフリカ インド洋沿岸 シャカランド ズールーランド エショウエ
皆さん、こんばんは。

急に忙しくなり、ブログの更新がおろそかになってしまいました。このようなご時世のなか、仕事があることに感謝しなければなりませんね。

さて、今回はズールー族について記していきますが、その前にシャカランドのことについて少し触れておきたいと思います。

ズールー族の伝統文化に触れる
 エショウエから西へ約14㎞にあるテーマパークです。もともとは1984~1985年に放映されて大人気を博したテレビドラマ『シャカ・ズールー』の撮影セットとして造られた村で、その後大手ホテルグループがここにホテルを建設し、テーマパークとしてオープンさせました。現在ではズールーランドいちばんのアトラクションとして、観光客の人気を集めています。
 村には伝統的な生活がそのまま再現されていて、ズールー族の素晴らしい文化を体験することができるようになっています。プログラムはナンディ・エクスペリエンスとシャカ・プログラムのふたつが用意されています。前者は日帰りコースで、ミニチュアやビデオによってズールー族の歴史や文化を学んだあと、村に入り、やり投げの実演を見たり、サンゴーマ(霊媒師)の家を訪ねたりします。さらに、伝統的な生活の解説、地ビールの試飲、そしてダンスへと進みます。その後ランチを取って終了となります。ズールー文化のハイライトを約3時間で回るコースです。

後者は泊まりがけのコースで、より深くズールー文化に触れることができます。時間が許すならば、断然こちらのコースがおすすめです。コテージ風のホテルや伝統的な食事をアレンジした豪華なビュッフェディナーも魅力です。シャカランドは、すばらしい文化と自然を思う存分満喫できます。旅の大切な思い出になることは間違いありません。

●エショウエ
 ズールー王国歴代の王が生まれ育った場所です。緑深い熱帯林の森林とサトウビキ畑に囲まれた美しい丘陵の上にある小さな町です。名前は木々を渡る風の音を表すズールー語の「イショーザIshoza」または「イシャージIshazi」に由来しているというロマンティックな言い伝えもあります。ズールー戦争の際には真っ先に占領され、イギリス軍の拠点がおかれた町でもあります。

次回はズールー族について記していきたいと思います。

見出し写真
 伝統衣裳をまとったズールー族の女性達

②二枚目の写真
 シャカランドの伝統的ダンスショー


では、この辺で

Bon Voyage

南アフリカの国内交通事情 ⑤

2021-02-10 17:50:00 | 旅 南部アフリカ 旅の準備と技術 南アフリカの国内交通
こんばんは。

今日も春を感じるぽかぽかな陽気でした。皆さんは、どのような一日でしたでしょうか。

さて、本日は鉄道についてご紹介していきますが、その前に前回のレンタカー利用時の補足を一点させていただきます。よろしくお願いいたします。

必ず保険に加入しましょう
 車をレンタルする際には、万が一の事故や盗難に備え、必ず保険に加入してください。対人補償や対物補償のほか、車両補償など各種揃っています。いざというときのために、フルカバーのコースを申し込むと安心です。

鉄道 ~乗車の際の注意点~
 あまり鉄道での移動はおすすめできないです。ブルートレインなどの豪華長距離特急なら安全ですが、ヨハネスブルグ~プレトリア間の近郊列車を中心に、列車内での犯罪(強盗など)が多発しています。こうした近郊列車は1等車でも安全とはいえませんので、鉄道の利用は避けたほうがいいでしょう。密室となってしまう車内、列車停車時などに、実際多くの被害者が出ています。
 また、エアコンがなく、窓を開けざるを得ない場合は窓際に物(貴重品など)を置かないことです。特に停車時は要注意です。ヨハネスブルグやプレトリア、ダーバンといった大都市の駅やその周辺は治安が非常に悪いです。乗車前や降車後に駅前をむやみに出歩くのは非常に危険です。

鉄道の安全性について
 鉄道は、旅行者が使うような豪華列車以外は使わないほうがいいでしょう。特にヨハネスブルグ~プレトリア間は被害が物凄く多いそうです(ヨハネスブルグ在中の知人情報)ので要注意です。犯人グループは電車が駅に近づく頃を見計らって(速度が落ちてくるため)、数人でターゲットを取り囲み、金品を奪ってから車外に飛び降りるという手口だそうです。1等車ほど、お金を持っていると見られているので、被害に遭いやすいようです。一般電車では1等車であってもセキュリティは期待できません。

               おわり

見出し写真は、南アフリカで撮影したアオサギです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。次回は、『ズールー族』に焦点をあてたいと考えています。どうぞお楽しみに


では、この辺で

おやすみなさい💤

南アフリカの国内交通事情 ④

2021-02-07 13:30:00 | 旅 南部アフリカ 旅の準備と技術 南アフリカの国内交通
こんにちは。

私の住んでいるところは、温暖で日中はほぼ暖房いらずで過ごせます。今日も暖かい一日ですが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

さて、今日はレンタカー利用時について記していきます。よろしくお願いいたします。

レンタカーRent-a-Car
 エイビスAVIS、ハーツHertz、バジェットBudget、ヨーロッパカーEuropcarなどの大手レンタカー会社の営業所が各地、各空港にあります。料金は会社や日数、日程などによって大きく変動しますが、小型のマニュアル車で1日R400前後からで、1㎞ごとにR1程度の料金が加算され、ガソリン代は別というところがほとんどです。
 レンタルには日本の運転免許証と国外運転免許証、クレジットカードが必要となります。年齢に関しては、会社や車種などによって異なりますが、23歳以上と規定している場合が多いです。ほとんどの場合、追加料金で乗り捨ても可能です。初めからレンタカーを利用して回る予定なら、あらかじめ日本で予約をいれておいた方が安心だと思います。料金は現地でクレジットカード払いになります。

交通事情
 市街地やハイウェイなどの道路は非常によく整備されています。また、日本と同じ左側通行ですので運転はしやすいと思います。シートベルトの着用も義務づけられています。最高時速は市街地で60㎞、ハイウェイで100㎞、フリーウエイで120㎞。注意点として「ストップ・アンド・ゴー」が挙げられます。これは交差点に入る車は必ず停車しなければならず、先に停まった車が先に発車できるというルールです。
ガソリン代を支払う際、地方ではクレジットカードが使えない場合もあるので注意が必要です。

●レンタカー利用時の注意点
 走行時は必ず窓を閉め、ドアロックをしましょう。信号待ち停車時はまわりに注意を払うことを忘れないように
物売りなどにも窓を開けたりはしないこと。なお、レンタカーでは国境を超えることが認められていない国や越えられても追加料金が発生する国もありますので、事前に各レンタカー会社へ確認することが大切です。

窓は必ず閉めること
 停車の際には窓を開けておかないこと。そこから手を突っ込まれて押し売りされたり、物乞いされたりします。最悪の場合拳銃を突きつけられるというケースもあります。特にヨハネスブルグのダウンタウンでは、信号待ちで停車中に窓ガラスを割られるなどして教われることもありますので、近づかないようにしてください。

カージャックに注意
 自動車を運転するときには、交通事故を起こさないように注意することは言うまでもありませんが、それに加えてカージャックにも注意する必要があります。南アフリカでは1年間に1万6000件以上のカージャックが発生しています。レンタカーで移動することは、路上を歩かなくて済むのですが、一般の交通機関を利用するよりは犯罪に巻き込まれる確率は少ないといえます。しかし、車の中であれば犯罪に遭うことはないというのは、この国では通用しませんので、十分に注意してください。

             つづく

見出しの写真は、南アフリカで撮影した『ヨーロッパハチクイ』です。

次回は、鉄道についてご紹介していきます。今日は、この辺で

ダーバンDurban ③

2021-02-03 17:50:00 | 南アフリカ、ダーバン、旅、日記、観光
こんにちは。

今日もダーバンの続きをご紹介していきます。よろしくお願いいたします。

見どころ満載のビーチフロントでリクシャーを体験
 観光客が多く集まるのは、インド洋に面したビーチフロント・エリア(見出し写真を参照)です。よく整備されたビーチが6㎞近く続き、ゴールデン・マイルGolden Mileと呼ばれています。中心はノース・ビーチからサウス・ビーチにかけた一帯で、サーファーがこぞって波乗りを楽しんでいます。日によって波が高い時もありますが、監視員も常駐しているので比較的安心して過ごせます。
 海岸線と並行して走るO.R.タンボ・パレードがビーチフロントのメインストリートになります。通りを挟んで市街側には高層のリゾートホテル、ビーチ側にはミニタウンMinitownスネーク・パークFitzsimmon's Snake Parkなどのアトラクション施設やカフェなどが建ち並んでいます。
路上にはズールー族の女性がビーズ細工や木彫りのお面などを売る露店が途切れることなく続き、ぷらぷら歩くだけでも楽しいですよ。なかでもひときわ目を引くのが、派手な装飾を見にまとったリクシャー。名前からもわかるように、その起源は日本の人力車です。それを植民地時代のイギリス政府が職のない黒人のための仕事として始めさせたものらしいですが、今ではダーバンの名物となっています。

ベイエリアで港町ダーバンを堪能
 ナタール湾沿いはビーチフロントに比べて幾分さびれた印象ですが、散策には非常に楽しい場所です。ビーチを背に、湾に沿って走るマーガレット・ムカディ通りMargaret Mucadi St.(旧ビクトリア・エンバンクメント通り)を西へ歩いていくと、ヴァスコ・ダ・ガマ時計台がひっそりと建っています。これは1897年、ヴァスコ・ダ・ガマがナタール湾を発見した400周年の記念に、ポルトガル政府から送られたものだといわれています。
 さらに少し進み、サモラ・マーシャル通りSamora Machel St.(旧アリワル通り)との交差点付近でナタール湾岸に抜ける地下道を通ると、ナタール港海事博物館Port Maritime Museumがあります。さらに西へ歩いていきますと、左側(南側)に見えてくるのは、ボーア戦争の英雄ディック・キングの像Dick King Statueです。そのまま500㍍ほど進むと、レストランやショップが並んだウィルソンズ・ワーフWilson's Warfに出ます。


途中、音楽家を目指しているという青年に会いました。夢に向かって努力している姿は心を打たれます。頑張ってください~





今回はこの辺で

次回は『南アフリカの国内交通事情 ④』をご紹介します。

ダーバンDurban ②

2021-02-01 13:21:00 | 南アフリカ、ダーバン、旅、日記、観光
こんにちは。

『ダーバンDurban ①』からの続きを記していきます。よろしくお願いいたします。

市内交通
 ダーバン中心部は歩いても回れますが、決して治安がよいとはいえませんので、日中でもひとり歩きはしないようにしましょう。市内バスをはじめ、マイナーバス、ピープルムーバーなどいくつかのバスが市内を巡回していますが、完全に安全とはいいきれません。特に乗り場付近は治安が悪いので十分に気をつけることです。おすすめは、ホテルや観光案内所で信頼のできるタクシーを呼んでもらうか、ツアーに参加することです。
 高級ホテルが建ち並ぶ海岸沿いの大通りO.R.ダンボ・パレードO.R. Tambo Parade(旧マリン・パレード)は比較的に安全ですが、それでも散策中の旅行者が強盗やひったくりなどの被害に遭っています。出歩くときは、常に周囲の状況に気を配ることです。また、夜間は市内全域が危ないので、地元の人でもよほどのことがない限り出歩かないほどです。たとえ近くであっても、決して徒歩で移動したりしないように心得てください。

治安状況
 中心部は治安がいいとはいえません。特にドクター・ピックスレイ・カセメ(旧ウエスト)通りより南のマハトマ・ガンジー(旧ポイント)通り周辺は、昼間でも危険なエリアです。麻薬売買などの犯罪者がたむろしているので、やむを得ない理由がないかぎりを近づかないようにしましょう。また、ダーバン駅の西側、ウンゲニ通り周辺も同様に徒歩での移動は危険です。


路地裏は特に危険ですし、不気味です

見出しの写真は、ダーバンの夕景です。

            つづく