たびのきろく

旅の記録を綴っていきます。


よろしくお願いします。

ダーバンDurban ①

2021-01-31 08:30:00 | 南アフリカ、ダーバン、旅、日記、観光
おはようございます。

今朝は小鳥のさえずりで目が覚めました。とても気持ちのいい朝です。

さて、今日はダーバンをご紹介していきます。よろしくお願いいたします。

ヨハネスブルグ、ケープタウンに次ぐ国内第3の大都市で、ナタール港はアフリカで指折りの大きさを誇る巨大な港です。歴史も古く、ヴァスコ・ダ・ガマが1497年の12月25日に停泊したという記録が残っていて、これがナタール港(「クリスマス」の意)港の始まりといわれています。その後、船舶のための補給基地や象牙などの輸出港として発展し、ボーア戦争を契機に急成長しました。ヨットやサーフィンなどマリンスポーツのメッカとしても知られています。

空港から市内へ
 キング・シャカ国際空港King Shaka International Airportは市街の北約35㎞、車で所要40分~1時間10分の所に位置しています。ほとんどのホテルは有料で送迎サービスを行っていますが、もしも迎えの車がない場合は、エアポートバスまたはタクシーを利用して市街へ出ることになります。エアポートバスは、空港の国際線到着ロビーを出てすぐの所に待機しています。毎日7:30~22:30の間、約45分おきに運行しています。料金はひとりR80です。ダーバン市内やその周辺であれば、直接ホテルまで連れていってくれます。タクシーですと、市内中心部までR400~R500位かかります。人数が多い場合は、シャトルタクシーを利用するのもいいでしょう。

ACCESS
✈️主要都市から多くの便が運航しています。ヨハネスブルグからは所要約1時間10分。ケープタウンからは所要約2時間。ブルームフォンテン(所要約1時間10分)、ポート・エリザベス(所要約1時間20分)、イースト・ロンドン(所要約1時間15分)、ジョージ(所要約1時間50分)、ネルスプリット(所要約1時間)との間も毎日運航しています。
🚌グレイハウンド、トランスラックス、インターケープなどが、各都市との間を毎日2~4便運行しています。バズ・バスも通ります。

見出しの写真は、ダーバンの町並みです。

            つづく

南アフリカの国内交通事情 ③

2021-01-28 14:00:00 | 旅 南部アフリカ 旅の準備と技術 南アフリカの国内交通
こんにちは。

平穏な日常に一日も早く戻ることを願う日々が続いていますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

今日は「バズ・バス」と「ミニバス」についてご紹介していきます。

バズ・バスBaz Bus
 ミニバス同様、中型のバンです。ケープタウン~ポート・エリザベス~ダーバン~ヨハネスブルグ~プレトリアといった主要都市間をカバーしていて、クルーガー国立公園やボツワナのチョベ国立公園、ジンバブエのビクトリアの滝などへのツアーが組み合わさったパッケージもあります。このバスの利点はユースホステルなどの安宿をドア・トゥ・ドアで(宿から目的地まで直接に)結んでくれることにあります。深夜に到着しても安心です。どんな僻地でもルートから逸脱することがなければどこへでも連れていってくれます。しかし、いろいろな所へ立ち寄りながら進むので、時間はかかります。また、運行が週4~7便と決まっていますので、事前に予約を入れてください。バズ・バスの予約は、ほとんどのバックパッカー宿で代行予約してくれます。また、Baz Bus - Homeからの予約も可能です。通常のチケットのほか、7日間(R2600)や14日間(R4100)、21日間(R5100)乗り降り自由のトラベルパスもあります。いくつもの町に立ち寄りながら、ゆったりと旅をしたいのであれば、路線上であれば何度でも乗り降り可能(期限なし)な片道チケット(ケープタウン~ポート・エリザベスR2300、ケープタウン~ダーバンR4470、ケープタウン~ヨハネスブルグ/プレトリアR5400)がお得です。

ミニバスMinibus
 どんな小さな町でも走っている中型バンの乗り合いバスになります。これを乗り継げばどこへでも行けます。長距離バスが通っていないような区間もありますし、数十㎞しか離れていない町へ移動する場合、長距離バスだとR100~150も取られますが、ミニバスならR5~10程度で済みます。
 ミニバスは大きくふたつに分けられます。町の近郊にあるタウンシップへ向かう近距離用のものと、都市と都市を結ぶ中・長距離用のものです。乗り場は別になっていることが多いですが、どちらも町の中心部にあります。
 基本的に予約をして乗るものではないですし、時刻表があるわけでもありません。また、満員にならなければ出発しませんので、2~3時間待ってもいっこうに出発しないときもあります。通常、料金は車が動き出してから集めます。後ろの席に座った場合は前の人に手渡し、前の席に座った場合後ろの人から手渡されたお金を受け取って係りの人に渡します。なるべくおつりのいらないよう小銭を用意しておきましょう。

ミニバスの安全性
 車内で強盗に遭うケースもまれにあるようです。また、車内よりもターミナル付近が極めて治安が悪いです。特にヨハネスブルグ。リュックを担いでターミナル付近をうろついていれば、間違いなく襲われると覚悟した方がいいほどです。地元の白人はターミナルに近づくことさえしません。
 なお、ミニバスは一見普通のバスに見えますが、特徴としては利用者のほとんどが黒人で、ぎゅうぎゅう詰めに乗っています。この場合、乗車時に周囲の乗客によって金品を奪われるというわけではありません。むしろミニバス自体に問題があると思います。通常、乗車可能人数を大幅に越えて乗せているため、事故が起こった時に大量の死傷者が出ているのが現状なのです。
 また、ほとんどのミニバスは保険に入っていないため、万が一事故に巻き込まれても補償も得られないのです。南アフリカでは毎月約1,000人が交通事故でなくなっていますが、その多くがミニバス絡みの事故といっても過言ではありません。高級とはいかないまでも、身の丈にあった旅を心がけたいものですね。

               つづく

写真は、ケープタウンの町並みです。


次回は、『南アフリカの国内交通事情 ④』に行く前にダーバンのご紹介したいと考えています。今回はこの辺で

素敵な週末をお迎えください

南アフリカの国内交通事情 ②

2021-01-21 14:30:00 | 旅 南部アフリカ 旅の準備と技術 南アフリカの国内交通
こんにちは。今日は長距離バスについて記載していきます。

長距離バス
 南アフリカ国内を移動するのに、最も有効な公共交通手段となります。所要時間でいえば概して鉄道よりも早く、観光客の利用も多いので比較的安全といえます。料金的には鉄道とほぼ一緒で、本数は鉄道よりも多いです。発着所も町の中心部にあることが多いです。ただし、都市のバス乗り場は治安状況が悪化しているので、乗り場付近で重い荷物を持ったままうろうろしないように心がけましょう。また、主要都市以外は一日一便程度しか走っていないので、余裕を持ったスケジュール作成が必要となってきます。国内線の飛んでいる都市から周辺の都市への移動など、飛行機とうまく組み合わせて利用することをオススメします。
 主なバス会社として、インターケープImtercape、グレイハウンドGreyhound(シティ・ライナーCitiliner)、トランスラックスTranrslux(シティ・トゥ・シティCity to City)などがあり、南アフリカ全土や周辺国の主要都市間を結んでいます。いずれもデラックスバスで、リクライニングシートです。トイレも付いています。さらに車内はエアコンが効いているので快適です。そのほか、路線によっては、ヘッドホンで音楽が聴けたり、ビデオ観賞ができたり、コーヒーが配られたりとさまざまなサービスがあり、快適な移動ができます。
 バスのグレードやサービスについては、どこの会社も大差はありませんが、インターケープとグレイハウンドがやや高級感があります。料金も若干高めです。また、同じバス会社でも、時間や曜日によって料金が異なることがあります。

注)ヨハネスブルグやプレトリアの長距離バスターミナルでは、邦人旅行者が付近を通行中に首絞め強盗に襲われるという事件が発生しています。バスを下車した直後に襲われる人もいるそうですので、できるだけヨハネスブルグでの乗車は避けるようにしましょう。また、やむなく利用する場合は、宿泊先や訪問先に出迎えを依頼し、出迎えが来るまでターミナル内にとどまるようにしてください。

●バスの予約
 いずれのバスも事前予約が必要です。オフィスに電話をかけて予約を入れるか、直接オフィスまたは旅行会社に行ってチケットを購入します。また、各社ともオンライン予約が可能ですので、利用する日と時間が決まっているのであれば、日本を出発する前に席をおさえておくといいでしょう。
 予約をせずに当日乗り場に行った場合でも、席が空いていれば乗せてもらえますが、バスが到着するまで乗れるかどうかわからないので、やはり事前予約は必須といえるでしょう。

●乗車時の注意
 チェックインはバスの出発の30分前から行われますが、始発の町でなければバスが到着してから行われるのが一般的です。バスの到着時間は意外(ちょっと失礼かな)と正確ですので、予定時間よりも早めにバス停で待っていた方がいいと思います。
 荷物はバスの側面のトランクに入れます。その際、荷物にシールが貼られ、代わりにクレームタグを渡されます。下車時に荷物引換証となりますので、紛失しないように注意してくださいね。

               つづく

それでは、今日はこの辺で

南アフリカの国内交通事情 ①

2021-01-19 10:00:00 | 旅 南部アフリカ 旅の準備と技術 南アフリカの国内交通
おはようございます。

一段と寒さが増してきた今日この頃です。世の中は『新型コロナウィルス感染症』が蔓延し、平穏な日常に戻れない状況ではありますが、感染対策をしながら今日も一日を大切に生きたいと思います。

さて、今回は南アフリカの国内交通事情についてご紹介していきます。よろしくお願いいたします。

南アフリカ国内の交通手段は、おもに飛行機、長距離バス、バズ・バス、ミニバス、レンタカー、鉄道などがあります。ただし、公共のバス(長距離バスを除く)や鉄道は安全とは言い切れませんので、できるだけ利用を避けることをオススメします。主要観光地はほぼ舗装道路で結ばれているため、車での旅行が主流です。郊外であればレンタカーでめぐるのもいいと思います。

飛行機
 国内は、南アフリカ航空South African Airways(SA)とその関連会社のSAエア・リンクSouth African Air Link(4Z)、SAエクスプレスSouth African Express(XZ)などの航空会社が主要都市と地方都市間を結んでいます。また、近隣諸国への路線も充実しています。南アフリカ国内はもちろん、南部アフリカの国々を周遊するための割引運賃も設定されていますので、旅行予定のある方は確認をしておくといいでしょう。
 ヨハネスブルグ北部(約30㎞)にランセリアLanseria国際空港があります。サフ・エアーやマンゴーなどのLCCはそちらに発着します。ヨハネスブルグのもうひとつの空港として知られていますので、注意してくださいね。

●マンゴーMango

●クルラ・コムKulula.com

            つづく


次回は、長距離バスのご紹介をしたいと考えています。


今日も素敵な一日をお過ごしください

いざ、南アフリカへ! ②

2021-01-07 11:26:44 | 旅 旅の準備と技術 南部アフリカへの道
こんにちは。

①からの続きです。今回は航空券についてご紹介していきます。

航空券の種類と選び方
旅行者が購入できる航空券は、普通運賃のもの(いわゆるノーマル)、特別運賃(ペックス運賃)のもの、そして格安航空券の3種類になります。普通運賃の航空券は値段が高いため、旅行者にはあまり適しません。

●特別運賃(ペックス運賃)について
 特別運賃は、さまざまな制限をつけることによって普通運賃から値段を割り引いたものになります。数種類ありますが、一般的なのが個人対象の特別回遊運賃(PEX=Purchase Excursion)になります。ペックス運賃のメリットは、格安航空券よりも予約の優先度が高いことです。また、正規に認められているものなので、航空会社で直接予約・発券してもらえます。問い合わせた時に、席が確保できるかどうかがわかるのは嬉しいものですよねただし、一度発券しまうと、ルートはもちろん搭乗日も変更できないので、よくスケジュールを練ってから購入する必要があります。

●格安航空券について
 では、特別運賃よりも安くチケットを手に入れたい場合はどうすればいいのでしょうか。団体運賃のバラ売り航空券(エアオンと呼ばれる)や、特別なルートから出回っている航空券を探すことになります。格安航空券は、航空会社で表向きに認められている存在ではありません。そのため航空会社から直接購入することはできませんので、旅行会社で手配・購入することになります。旅行会社や格安航空券の情報を掲載しているインターネットのホームページなどを調べて、料金を比較してみるといいでしょう。
 ただし、格安航空券は安価なだけに、それなりの制約があることも承知しておいてください。たとえ予約した便が欠航になるなど、いかなる理由があっても航空会社の変更はできません。同様に払い戻しもルート変更も不可(航空券の種類によっては緩和されることもあるので購入時に要確認)となります。
 格安航空券についてですが、航空券の値段を決めるのは、航空会社、シーズン、有効期限の3つです。人気と利便性の高い航空会社、旅行しやすい時期ほど高くなります。また、帰国便の変更ができないFIXチケットに比べて、帰国便の選択が可能なオープンチケットの方が高くなります。

注1)リコンファームの要・不要
 南アフリカに乗り入れている航空会社のうち、先に「①」で紹介している会社は基本的にリコンファームは不要ですが、ジンバブエ航空、エア・ナミビア航空などを利用する際は、忘れずにリコンファームをする必要があります。

注2)オーバーブッキング
 航空会社がキャンセルを見込んで、実際の座席数よりも多めに予約を取ってしまい、乗れない人ができてしまうことをいいます。格安航空券は優先順位が低いため、このような場合はおいてきぼりにあいます。これを避けるためには、混雑する時期の利用を控えるのが一番です。また、搭乗日にはできるだけ早く空港に行き、直ぐにチェックインをしてしまいましょう近年はインターネット上でチェックインできる会社も増えてきたので利用するのもいいでしょう。乗り込んだ人を降ろすことまでは、どこの航空会社もめったにしないものです。


皆様のご健康とご多幸を心よりお祈りしております
本年も何とぞよろしくお願い申しあげます