たびのきろく

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ティドビンビラ自然保護区(Tidbinbilla Nature Reserve)

2019-05-06 11:50:53 | 旅、オーストラリア、首都、キャンベラ、日記
こんにちは。友人宅から車で約30分進んで行くと、ティドビンビラ自然保護区があります。
キャンベラ中心部からでも、40分ぐらいで来られる場所のようです。




余談ですが、ティドビンビラ(Tidbinbilla)という名前は、ジェドビンビラ(Jedbinbilla)からきていて、これは「男の子が成人する場所」を意味しいているそうです。

高台に行くと、鮮やかな緑が辺り一面に広がり、早速、エミューがお出迎えしてくれました。






オーストラリアの動物のなかで最もよく知られているカンガルーですが、ひと口にカンガルーといってもその仲間は60種類余りいるそうです。そのなかで一般的なのが、グレインカンガルー(オオカンガルー)です。ここに来ると、普通に出会えます。





他にも、最大2㍍にもなるアカカンガルー、中型のワラルー(別名ユーロ)、小型のワラビー、木の上で生活しているツリーカンガルーなどが生息しているようですよ。

野生動物を目の前で観察できる環境は、ものすごく素敵なことだと思います。感動しますよ。





カンガルーの名前の由来ですが、諸説あるなかで最も有名な話しを以下に記載します。

キャプテンクック一行が先住民アボリジニを案内人として探索中のこと。目の前を珍しい動物が走り去るのを見て、案内人に「あの動物は何だ?」と尋ねました。案内人は「カンガルー」と答えました。しかし案内人、実は英語がわからず「あんたのいってること、わからないよ」という意味でカンガルーと言ったそうです。アボリジニの言葉で、「わからない」をカンガルーと言うらしいのです。
残念ながら、この説を裏づける証拠はないようです。最近では、オーストラリア北東岸のアボリジニの部族が「灰色の背中の生き物」という意味で使用している「ガウルー ga-urru」がなまってカンガルーになったという説の方が有力なようです。

カンガルーはエミューとともにオーストラリアの国章(オーストラリアの国章 - Wikipedia)に描かれています。常に前進し続けるオーストラリアの代表として、前進しかできない動物であるこれらが選ばれているのでしょう。

広さはもちろんのこと、季節、風土が日本とはまったく異なる南半球の大陸オーストラリア。そこにすむ動物や鳥たちは、世界でも類をみない珍しいものが多いです。これらの動物に出会ったとき、その名前や生態を知っておくと、旅の感動はより大きくなると思います。










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