南部アフリカを旅するのにどの通貨をどのようなかたちで持っていくのが便利なのか。ここでは、持っていくお金のタイプをいくつかご紹介していきます。それぞれの特徴を研究していただき、自分のスタイルに合った上手な組み合わせを考えてみてください。
🔘現金:日本円も都市の銀行では現地通貨に両替が可能ですが、南部アフリカ地域ではあまり見慣れない通貨のため、場所によっては両替を受け付けてくれない可能性もあります。通用度で考えれば米ドル。ビザ代も米ドル払いがほとんどなので、小額の米ドル紙幣を多めに用意しておくといいと思います。ただ全額現金となると、盗難が心配になってきます。また、汚れが目立つものや使い古された紙幣などは両替を受け付けてくれない場合もあります。できるだけ見た目のいいものを持っていくように心がけると良いでしょう。
🔘クレジットカード:海外に出て何かと重宝するのがクレジットカードです。南アフリカではクレジットカードの通用度が高く、書店やスーパーマーケットなどでもカードで支払いができます。また、レンタカーを借りるときの身分証明書として活用できます。
通用度が高いのは、Master Card、VISAの2種類。ただし、大都会や観光地以外の地方では使えないことも多いので注意が必要です。
🔘トラベルプリペイドカード:トラベルプリペイドカードは、外貨両替の手間や不安を解消してくれる便利なカードのひとつです。多くの外貨で国内での外貨両替よりレートがよく、カード作成時に審査がありません。出発前にコンビニATMなどで円をチャージ(入金)、その範囲内で渡航先のATMで現地通貨の引き出しができます。各種手数料が別途かかりますが、使いすぎや多額の現金を持ち歩く不安もないので大いに活用することができます。
🔘国際キャッシュカード:国際キャッシュカードとは、海外のATMでも自分の預金口座から現地通貨で預金を引き出せるカードのことです。新生銀行やスルガ銀行、SMBC信託銀行などが発行しています。南部アフリカでは国際空港の到着ロビーや大都市を除いて外貨専用の両替所が少ないため、両替はほとんど銀行でやることになります。ですが、このカードがあればATMで現地通貨が引き出せます。
南部アフリカやジンバブエ、ボツワナ、ナミビアの町なかにはATMがところどころにあり、日本と同様に24時間、土・日、祝日でもお金を引き出すことができて便利です。
また、手数料こそ取られますが、借金ではないという安心感があります。これがなにより重要なことだと思うのです。
今日はゆっくり休みたいと思います
では、また来週