たびのきろく

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ケープタウンの歴史を語る

2019-06-23 17:00:53 | 南アフリカ、ケープタウン、旅、日記、観光
ケープタウン市内のマレー・クオーター(Malay Quarter)地区からです。この地区はとてもカラフルなパステルカラーに塗られた壁がかわいらしい石製の家が数多く立ち並び、多民族の文化が入り混じるマルチカルチャーな街。住民は約6,000人とそれほど多くはありませんが、その約9割近くがイスラム教徒なのだそうです。

多くの住人は、16世紀から17世紀の間に、アフリカ、インドネシア、マレーシア、そしてその他のアジアの地域からオランダ人によって連れてこられた奴隷の子孫にあたります。



非常に鮮やかでポップカラーの色合いの家が立ち並んでいますが、その理由は、どの建物も同じような形をしているので、自分の家をより判りやすくするためにカラフルに色を付けたことがキッカケだったようです。隣同士で好きなカラーが被ったりはしなかったのでしょうかね(笑)しかし、カラーも然ることながら、植物が豊かに育つ国だからこそのプランターや、番地を表す数字の置き方もとても可愛いですよ。



ケープタウンは年中、気候に恵まれており、夏は風が通り、冬といえども寒さが厳しくないので、年間通してエアコンを使う習慣があまりないそうです。 そして冬でも楽しめる植物がいっぱい~。春が訪れると、家の前のプランターの中は、これよりももっとカラフルな花で覆われるそうです。見てみたいですね。

街並が楽しく写真の撮りがいのある場所だと思います。しかし、住民の方々が実際に住んでいらっしゃるので、迷惑のかからないようにしましょうね。
あと、治安も良くないので、女性のひとり歩きは控えた方がいいですよ。


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