個人で入会している日本DPC協議会が主催する
”日本DPC協議会2008年度第2回DPCセミナーin東京”、
『調整係数廃止!-自院の係数が高いか低いかを予想するー』というタイトル
今日はDPCマネジメント研究会学術大会も開かれるのでどちらに行こうか
迷ったけど、DPC協議会のセミナーには厚労省保険局の佐藤医療課長の講演がある
ということでこっちに参加することにしました
とっ、ところがぁぁぁぁぁぁ~
開会挨拶の直前になって「佐藤医療課長は公務があるので挨拶だけで退席します…」
なんですと~


そのぶん、国際医療福祉大学のおなじみ高橋泰先生が「調整係数廃止に向けた展望」
ということでわかりやすく色々な予想を含めたお話をしてくださいました

高橋先生の予想は過去にもかなり当たっていて…
2部構成のお話で『調整係数廃止が病院経営に与える影響』では
ふだん疑問に思っていたことがとてもよくわかりました

『現在の議論から見えてくる今後の新機能評価係数の展望』では
昨年12月の中医協の資料を使いながら詳しい説明が

結論は☆今後地域の基幹となる急性期病院として生き残るには
1.DPCの5つの努力目標を1つでも多く実現する
2.地域での得意科目(シェアの高い疾患を持つ:できれば医療計画で定めるもの)
3.救急を積極的に実施する
4.在院日数を短くする
5.標準レジメや診療ガイドラインの順守を病院全体で徹底する
これらの話を聞いていて現在の勤務先の将来と考え合わせたら
思わずため息が出ちゃいました…う~ん厳しい!
午後は、シンポジウム『経営管理者から見たDPC』
3病院の院長先生が自院の現状や経験談などを話してくれたけど
ああいう病院長だからすばらしい実績が出るのよね~

最近こういうセミナーや病院見学会などに参加すると何度か顔を合わせたことのある方と
会釈を交わすことが多くなってきました

全国各地から集まってきて勉強する、そういう姿勢がないと病院は生き残れないよね~
また有益なセミナーを見つけたら積極的に参加したいと思います

じっとしていても何もはじまらないもの
