上村吉弥を襲名させて頂いて
二十年の節目の年、
第二十一回南座歌舞伎観賞教室の舞台も、
無事に千秋楽を迎えさせて頂く事が出来ました。
これも偏に皆さま方のご後援のお陰と
心より御礼申し上げますm(._.)m
特に今年は、私の「藤娘」と、
吉太朗が一人立ちで「供奴」を勤めさせて頂きましたが、
今の吉太朗の歌舞伎界における立ち場としては破格の扱いです。
勿論私も今まで随分と色々言われて来ました…。
でも、彼の舞台に対する熱心さ、一途さ、
勉強振りを見ておりますと、
私がくじけそうになった頃の心より、
彼はもっと強い心の持ち主だと分かりました。
それは、吉太朗が何よりも歌舞伎が大好きだと言う事です。
その純粋な気持ちを貫く為にも、
この大変な門閥の世界で生きて行く為にも、
先ず私がしっかりと舞台を勤めて、
吉太朗の力にならなければと思った今回の公演でした。
これからも、私以上に吉太朗、純弥を
お見守り下さいますよう
お願い申し上げますm(._.)m
この度は本当に有り難うございました。
上村吉弥より
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後一日…。(南座)
初日でした…。(藤娘・供奴)
第21回 南座「歌舞伎鑑賞教室」4月20日より25日まで(公演予告動画)Youtube
京都にて……。
デイリースポーツ【いまこの人】一般家庭出身11歳の歌舞伎役者 上村吉太朗
美しい藤娘、はじけるような供奴も堪能いたしましたが、午前の部は思いがけず、表彰式で美吉屋さまのセリフではないお声が聴けて、うれしゅうございました。
鑑賞教室は昨年初めて拝見したのですが、花道脇のお席から揚幕内に戻られる姿を追っていると、先に入られた美吉屋さまが、まったく勢いをおとさず下がってくる吉太朗さんをしっかり受け止めてらしたのに、とても感銘いたしました。
いつも舞台に立っていることが幸せ!!というようなオーラを吉太朗さんは発しておいでです。
その輝きがずっと消えない俳優になられるよう、願っております。
また、純弥さんの瑞々しい舞台姿も楽しみですので、来年もぜひすてきな演目での企画を楽しみにしております。
明治座の舞台もまもなくですね。
先々のご予定ともどもとてもとても楽しみしております。
お霜ちゃんを観てから吉太朗くんに惹かれ、以来、美吉屋のお三方を応援しています。
沖縄在住なのですが、今回の南座の公演は見逃せないと、週末を利用して観劇しました。
吉弥さんの藤娘の深みのある美しさ、吉太朗くんの供奴の安定感がありながらも弾けるような舞い、遠方から馳せ参じた甲斐がありました。
すばらしい公演を観た興奮もさめやらぬなか、今日の吉弥さんのメッセージを読んで、胸がいっぱいになりました。
いわゆる門閥外で、この世界に身を置いていくのは大変なことだと思います。
けれども、いいものはいい、心のある芸は心に届きます。
吉弥さんはもちろん、まだ稚いのに吉太朗くんの芝居や踊りにも、いつも「心」を感じますし、それは吉弥さんが育てておられるものなのだなぁと、改めて感じ入っています。
これからも美吉屋を応援させていただきます!
4月7日のルネスホールも列席させていただいて(色紙が当たらなかったのは悲しかったですが・・・)稽古の雰囲気から堪能できたように感じています。純弥丈の伊左衛門は秀逸で続いての「じゃらじゃら」も見たいと思いましたし、吉太朗丈は昨年よりもさらに上達され、すっかり「ひとかど」の俳優さんと認識しています。そして六代目は・・・ただただすごかったです。また一つ好きな演目が増えました。
確かに歌舞伎は血が醸し出す色合いがあるのも確かでしょうが、私は六代目を浮かべながら「吉弥結び」の初代を垣間見ました。かぶき手帖2013年版の六代目のページの通りですし、歌舞伎座新開場により確実に減っている関西の状況のためにも、逆にこれからも更にお三方様のご活躍をお願いしながら、私もこれまでに増して劇場等にうかがい続けて行く所存でございます。そうしながら、また来年の春を楽しみにしています。
と、言いながら膝やアキレス腱も気になります。まもなく5月の準備に入られるかとは思いますがご体調くれぐれもお気をつけいただきますようお願い申し上げます。
南座歌舞伎鑑賞教室お疲れ様でした。
鑑賞教室がきっかけで歌舞伎ファンになりました。
人生の楽しみをいただいたのは吉弥様のおかげです。
これからもずっとずっと,美吉屋の御三方を応援させていただきたいです
来月の明治座、拝見したいのですが、お伺いできません・・・・
遠くよりご活躍とご健康をお祈りいたします。