【miyoshiya record】上村 吉弥 ブログ【kamimura kichiya】

美吉屋・歌舞伎俳優・上村吉弥(かみむら きちや)出演予定・記録

来月は…。

2010-02-25 | 吉弥より
三月は、日生劇場の「染模様恩愛御書」に出演致します。
この作品は再演ですが、初演の前回は「数馬の母と越中守奥方照葉」
の二役での出演でした。今回は「奥方照葉」一役での出演となりました。
今回頂いた台本を見ますと、内容が随分整理されており、お芝居の運び
が良いように思います。

ところで、上村吉太朗は、南座の夜の部「加賀見山再岩藤」の
又助弟志賀市の大役を勤めます。この狂言の一番の山場である
「又助切腹の場」で亀治郎さん扮する又助の弟で、盲目の役です。
劇中お琴を弾きながら唄うと云う大変なお役を勤めます。
このお役が決まったのが、暮の顔見世の中日過ぎでした。
それからお琴のお稽古に励んで参りましたが、弾き語りばかりか
お芝居も加わるので、本人も大変なプレッシャーだと思います。
又、上村純弥も南座に出演致します。立役、女形と活躍致しますので、
私共々是非ご覧頂きますようにお願い致します m(__)m

上村吉弥より

◎3/6(土)~26(金) 日生劇場 三月花形歌舞伎
通し狂言「染模様恩愛御書」細川の血達磨
   (そめもようちゅうぎのごしゅいん)

◎3/05(金)~27(土)南座 三月花形歌舞伎
 夜)通し狂言 猿之助十八番の内
   加賀見山再岩藤~骨寄せの岩藤~
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

善福寺さんへ…。

2010-02-21 | 吉弥より
先日の「どんどろ大師」上演のお礼参りに、天王寺区空堀町にある
「善福寺」さんへ伺いました。

門前には、新しい「お弓とお鶴」の銅像が置かれておりました。
以前に伺った折にはありませんでした。
寺の庭には白梅がちょうど見頃で、ホッと致しまして、
とても癒されました o(^-^)o

上村吉弥より

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

休み無し…。

2010-02-19 | 吉弥より
歌舞伎鑑賞教室の千秋楽の翌日からは、今年の「ときわ会」で勉強させて頂く
「年増」の稽古が始まりました。この演目はなかなかの難物です。
芝居の要素はもちろんの事、この女性の置かれている立場等を踊りの中で表現
するのですから…。無器用な私にとり、克服するには大変な道のりです (-.-;)
どうか本番当日を楽しみにしていて下さいませ m(__)m

上村吉弥より

(写真は、南座の近く四条下がって東側にある、文房具の「やま京」さんの夜
 の店先です。お店の中はもちろん、店先一杯に京都らしい品物が並んでいます(^O^)/)

去年 第六回「ときわ会」の様子は、こちら・・
kichiya photo album vol.3
kichiya photo album vol.1
一昨年 第五回「ときわ会」の様子は、こちら・・
第五回 ときわ会 photo(2)
ときわ会!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

平成22年(2010)6/25 第七回 ときわ会

2010-02-19 | ときわ会
片岡我當一門 勉強会

第七回「ときわ会」

番組
一、義太夫 万 歳    片岡當十郎
一、長 唄 八島官女   上村純弥
一、荻 江 鐘の岬    片岡比奈三
一、長 唄 手習子    片岡當史弥
一、長 唄 丁 稚    上村吉太朗
一、長 唄 吾妻八景   片岡和之介
一、長 唄 君が代松竹梅 片岡千次郎
             片岡佑次郎
             片岡當吉郎
一、常磐津 年 増    上村吉弥 ☆

日 時 2009年6月25日(金)1時30分、6時開演(2回公演)
場 所 上方演芸資料館(ワッハ上方)5階 ワッハホール
    大阪市中央区難波千日前12-7 TEL06-6631-0884
    ※駐車場がございませんので、お車でのご来場はお控えください。

入場料 4,000円 (全指定席)座席表

※座席には限りがございますので、お早めにお申し込み下さい。

協 力 松竹株式会社
協 賛 関西・歌舞伎を愛する会
主 催 ときわ会

◎お問い合わせ:各出演者、番頭・大久保(携帯090-2630-9281)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

千秋楽でした…。

2010-02-14 | 吉弥より
お陰様で無事に千秋楽を迎える事が出来ました。
寒い中をおいで頂き本当に有り難うございました m(__)m

 

「どんどろ大師」は関西でも久しぶりの上演でしたので、
お客様の反応も良かったように思います。
又、いつか機会が有れば再演出来れば良いのですが。

あっ!吉太朗があんまり大きくならない内にですが…。

上村吉弥より

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

後一日です…。

2010-02-13 | 吉弥より
歌舞伎鑑賞教室も後一日、二回公演となりました。初日より雨模様となり、お客様には大変なご迷惑をおかけ致しましたが、沢山のお客様がおいで下さいまして有り難うございました。寒い時期ではあり、おいで頂けるか?本当に心配でした。明日一日頑張りますのでよろしくお願い致します m(__)m 上村吉弥より (写真は、今回着ております「お弓」の着付と帯です。帯の中筋には、松嶋屋に関係のある銀杏の模様が入ってます)
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初日でした。

2010-02-10 | 吉弥より
本日は、歌舞伎鑑賞教室の初日でした。

毎年四月に行われておりますが、今年は二月になりました。
寒い時期ですし又自由席ですので、開場前に並んで頂く
客様の事が気掛かりです。後四日間だけですので、
是非共おいで頂きますようにお願い申し上げます m(__)m

上村吉弥より

◎2/10~14第十八回 南座 歌舞伎鑑賞教室

国訛嫩笈摺(くになまりふたばのおいずる)どんどろ大師の場

上演時間 
午前の部 解説11:00-11:35 幕間(休憩)15分 どんどろ11:50-12:45終演予定
午後の部 解説14:30-15:05 幕間(休憩)15分 どんどろ 15:20-16:15終演予定

京都市東山区お天気
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

産経新聞 2010/2/3 上方歌舞伎 28年ぶり部屋子誕生 8歳の上村吉太朗

2010-02-04 | その他★
産経関西(リンク切れ)



「舞台に出ると楽しくてしょうがない」という上村吉太朗(中央)をはさんで、
片岡我當(左)と上村吉弥(右)
=大阪松竹座(澤野貴信撮影)(写真:産経新聞)
■片岡我當「踊りの筋いい。品もある」


上方歌舞伎 28年ぶり部屋子誕生 8歳の上村吉太朗

2月3日15時38分配信 産経新聞


上方歌舞伎に28年ぶりに“子役”が誕生した。
上村吉太朗(かみむらきちたろう)、8歳。
一般の家庭に生まれ育ち、上方歌舞伎のベテラン、片岡我當(がとう)の
「部屋子」になった小学3年生。
「舞台に出るとワクワクする。将来は絶対、歌舞伎俳優になりたい」という。
吉太朗の活躍は、上方歌舞伎再興の明るい材料になりそうだ。(亀岡典子)

吉太朗は平成13年、大阪生まれ。岸和田市内の小学校に通う3年生で、
地元のだんじり祭の太鼓をたたくのが好きという男の子だ。

歌舞伎に興味を持ったきっかけは、祖父が上方歌舞伎の女形、上村吉弥と
知り合いだったことから。吉弥の舞台を見に行くうち、「歌舞伎っておもしろい。
自分もやってみたい」と思い、日本舞踊のけいこをするように。
19年5月、大阪のワッハホールで行われた吉弥の自主公演「みよし会」で、
「国訛嫩笈摺(くになまりふたばのおいずる)・どんどろ大師の場」に
上村吉太朗を名乗って巡礼お鶴の役で初舞台を踏んだ。

同作は、幼いころ別れた母お弓と娘お鶴が再会するという物語で、
吉太朗のお鶴のけなげさが観客の涙を誘い、
以降も「霊験亀山鉾(れいげんかめやまほこ)」
(大阪松竹座)の石井源次郎など子役の大役を次々と演じた。

勉強熱心さと「歌舞伎俳優になりたい」という強い希望が認められ、
昨年12月、京都・南座の顔見世で、吉弥の師匠である我當の部屋子に。
「時平の七笑(しへいのななわらい)」の稚児・松乃丸で披露された。
今年1月には松竹座の「仮名手本忠臣蔵」に子守娘と丁稚(でっち)松吉で出演した。

吉弥は「熱心で、お芝居の雰囲気が大好きな様子。舞台度胸もある。
ただ、いったんこの世界に入ったらすべてが修業」と話す。

もともと関西は御曹司や名門の出身でなくても、
素質があれば抜擢(ばってき)する土壌がある。
我當は「吉太朗は踊りの筋もいいし品もある。
小さいころから歌舞伎のにおいを身につけるメリットは大きい。
精進して、将来は上方歌舞伎を背負う存在になることを信じている」と期待する。

「もっといろいろ勉強して、女形も立役(たちやく)もやれるようになりたい」と
目を輝かせる吉太朗。次の舞台は2月10日から14日まで京都・南座で上演される
吉弥主演の歌舞伎鑑賞教室で、初舞台と同じ「国訛嫩笈摺」の巡礼お鶴を演じる。



【用語解説】部屋子
一般家庭の子が幹部俳優の楽屋に預けられ、舞台の芸や行儀などを仕込まれる立場をいう。
一般の子役と違って幹部俳優になるための英才教育を受ける。関西で部屋子が誕生したのは、
現在花形役者として活躍中の片岡愛之助以来、28年ぶり。
愛之助は昭和56年、人間国宝だった十三世片岡仁左衛門の部屋子となり、
その後、十三世の次男、片岡秀太郎の養子になり、上方歌舞伎のホープとして期待されている。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

2012年1月 浅草花形歌舞伎
「吉田屋の太鼓持豊作」



   
   

管理人より…

ご観劇の皆さまから驚きの声が多かった
今年(2012)正月の新春浅草歌舞伎「廓文章 吉田屋」が
来月11/7にWOWOWで再放送されます。

お見逃しなく!

吉太朗くんの「吉田屋の太鼓持豊作」

   
   
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする