それは還暦を過ぎた64歳のころです、スロット店で便意を催して個室を使った時のこと。
小もそうなのだが大も状態を確認するのが健康状態の把握に良いと、若いころから聞いていたので常に終わった後は目視確認していました。
その時も便器を覗くと、赤い点が「スーと」糸を引いて浮かんでいます、一瞬「また痔が出たのか」と思いましたがトイレットペーパーには付着してないことに気づいた。
「これはいつもと違う」と心配性の自分は地元の診療所に行くことにしました。
最近は大病院でなくても内視鏡検査は実施してくれるのが嬉しい。
在職中に大腸検査で入院している同僚を見舞ったことがありますが、当時は腸管洗浄剤というのはなかったのか、3日間絶食して最後に「真っ黒な宿便がでたら検査オーケー」と苦しいことを言っていました。
今は腸管洗浄剤を実施数時間前から2時間かけて3リットルを飲み、トイレに10回くらい通えば準備オーケーです。(これはこれで辛いですけど)
実際の検査は20分以下であっけない、肛門から入れるわけだが痛くもかゆくもない、ただ自分的には腸をふくらますためのガス注入で、腹が苦しくなるのが難点。
モニターを見ながらの操作でS字結腸付近でポリープ発見、「切除しますよ」の声とともに電熱で一瞬煙みたいのが見えてその後は何もなく終了。
結果概要はその場で説明してくれて、「ポリープが1センチ以下ならまず良性だが2センチなので検査に出しましょう」と言われ、一週間後の面談で
「悪性でしたね」とサラッと教えてくれました。
医師の説明では大腸がんの進行はとても遅く(超稀に例外あり)、10年以上かかることが普通とのこと、なので術後検査は当初1.2年に一回その後5年間隔で良いのではとのことでした。
自分は4年間に2回確認して異常なかったので、もう検査はしないつもり。
予防的にアドバイスさせてもらえば
大腸がんの進行は遅いが兆候はあるはず、便が細い・便秘がちになった・
排便時痛くもないのに血がついてきた等々、気になったら一度だけでも検査しておけば安心です、放置はいけません。
長くなりました、失礼します。