70近い還暦をすぎたオヤジです。
ガキの頃のは別として、大人になってかかった病は、大病こそないものの、結構ある。
上の部位からいくと
うつ病、右耳真珠腫性中耳炎、副鼻腔炎、五十肩、頸椎捻挫、へバーデン結節、逆流性食道炎、
胃炎、尿管結石、前立腺肥大、大腸がん、過敏性腸炎、急性腰痛症、大腿骨変形性関節炎
ムズムズ足、足底筋膜炎
主なのはこんなものでしょうか。
まだかかったことのない方の参考になるかもしれないので、少しづつ書いていきたいと思っています。
尿管結石
まだ二十代だったころ、忘れもしない中山競馬場。
馬券を買って第4レースを待って居た時、急に腰が痛くなってきた。
立ち続けたせいかと、横になっても痛みは増すばかり。
「これはダメだ帰ろう」とバスまで歩こうとしたが、急激な吐き気でぶちまけてしまった。
場内係りのオヤジさんが「こんな所でするな」とばかりに、非難の顔を向けたがこっちの最悪の状態を気づかいなどしない。
なんとか1時間かけて自宅に戻ったころは、状態は落ち着いてくれた。
しかし腹が異常に張って、そっちの痛みがでてきたしガスもでない。
あわてて医者に行くと、レントゲンにガスが腸の全般に物凄く写っている。
医者は腸閉塞の状態だと言って、まずは「浣腸」してみろという。
(何しろ40年前近い時代だから)(原因は痛みと吐く時の圧力で腸が変形したみたい)
幸いそれで一件落着だったが、その時は普通の腰痛としか思わなかった。
2回目はそれから4年後。
翌日が出張の日曜の夜中に、なにかの加減で姿勢を変えた時に物凄い激痛。
七転八倒の言葉通り、畳の上をゴロゴロして、トイレに這って吐きまくり。
それは2時間ほどで収まるも、不安が大きく出張は中止してと上司に連絡。
3回目はその二日後、休んだ後の出勤日。
地下鉄で通勤もあと10分で到着と言うころ、どうにも腰が痛くなって車内でうずくまってしまった。
途中駅の事務室で休憩させてもらうが、1時間後に駅員の「痛みが引かないのでしたら、救急車呼びますか」の一言で、生涯初の救急車に乗ることに。
搬送された病院で「尿管結石ですね」といわれて、今までのはこれだったのかと変に納得。
三日間入院で症状は落ち着き、退院した三日後に会社のトイレで小便時、チンボの先に違和感が・・・。
手で触ってみると石が引っ掛かっているではないの、ギザギザの5ミリぐらいのが、
「このギザギザが悪さしやがって」と記念に保存しました(笑)
水分摂取が不足していたことが、自分の場合の主原因です、その後何年かに1回鈍痛が起きますが
水分に気を付けたためか、石が小さくてすぐ排出されているみたいです。
最後に余談ではありますが、
3回目の発作後に出社した時上司が言った言葉 「なんだ仮病じゃなかったのか」
あの七転八倒した苦しみの恐怖を味わった身としては、完全に「コイツは何なんだ」と
思わざるを得ませんでした。
以後 その方とは縁遠くさせていただいています。
次回はへバーデンを書こうかと・・・。
これは別のブログにかいたものを再掲しました。