ことば咀嚼日記

日々読んだ活字を自分の頭でムシャクシャ、時にはゴックン、時には、サクサク咀嚼する日記

「この悲しみの意味を知ることができるなら」

2010-10-10 | 日記
図書館で、白とブルーのきれいな装丁の本があったので、手にとってみた。 『この悲しみの意味を知ることができるなら』  入江杏という人が書いた本で、副題に「世田谷事件・喪失と再生の物語」と書いてあった。 著者の名前をどこかで見たことがあったが、ああ、あのまだ未解決の事件のご遺族だった、と思い出した。 亡くなられた泰子さんのお姉さんだった。以前に泰子さん一家の家族写真が公開されたことがあって、 お風 . . . Read more