ことば咀嚼日記

日々読んだ活字を自分の頭でムシャクシャ、時にはゴックン、時には、サクサク咀嚼する日記

久しぶりのヒット

2011-12-07 | 日記
薄墨の雲幾重にも冬の空 冬空や校旗うねりゆく風中へ 目に見えぬ輪郭ありき花八ツ出 吾の目に君の瞳に冬薔薇(ふゆそうび) 走り去る子の顔白し夕時雨 ここそこに銀杏黄葉(いちょうもみじ)や街明し   靴よりも大きなカラスと並びゐる 高浜虚子著『俳句への道』を岩波文庫で読みました。 1時間ぐらいであっというまに読めました。 昭和27年に書かれたものらしいですが、とても読み易く、これまで . . . Read more