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今、禁酒するだけで得られる経済的効果を計算してみた

☆禁酒の動機を客観的に経済的効果で考えて、実際に計算してみたらすごかった。



最近仕事がしんどくてイライラしてて、そろそろセミリタイアしてしまおうかと本っっっ気で考えていた。

仕事自体がしんどいのは職場職員全員の一致した意見だけれども、「もしかして酒鬱ではないか?」と考えてみた。

もしかして禁酒したらメンタルが回復して、仕事がしんどくならないんじゃ(希望的観測過ぎるか?)ないか?



1:もし今酒飲みのままリタイアしたら?

年末で退職すると仮定したら、ここでいくばくかの退職金をもらうことになる。

他の積立NISAの一部や生活防衛資金も入れて、マンションローンを一括して返済するとする。

そして残った現金は、残りの人生での防衛資金(大型家具家電や水回りの修理、医療費など)にとっておく。

6年後にiDeCoが下ろせるけど、これも100万円くらい。

失業保険で少しの間食い繋げるけど、年金をもらうまで10年ある。

その年金も早期退職で減額となるし、多く見積もっても手取り月10万円(65歳から)。

10年後まで今までの積立投資分を取り崩して生活するものとして計算すると、

65歳まで月に10万円弱の生活費、65歳以降は13〜15万円で生活することになりそう。

もちろんここからマンションの管理費や光熱費に固定資産税を支払うので、使える生活費はもっと減る。

ちなみに85歳まで生きる計算。ここで資金が尽きる。

年金がもらえるものとして、さらに世界経済が5%計算で成長するとしての甘い計算でもコレだ。

もし大病したら詰む。

途中でパートなりなんなりすればいいと思えど、多分退職してからワインを昼夜問わず飲むようになり、酒鬱が悪化すると思われる。

仕事なんかできず、家事も滞り、運動もしないから筋力低下骨密度低下血管ボロボロになる。

なんのために早期リタイアしたのか意味がわからん。不幸になりたいのか?



2:ここで禁酒をしたら?

希望的観測マシマシの計算でいってみる。

酒とサヨナラした場合。

酒鬱がなくなり仕事がそれほどしんどくなくなり、休みの時間を有効活用して楽しくリフレッシュできる。

正職員のまま61歳の9月で退職し、満額+アルファの退職金を手に入れられる。

この時点でマンションローンが270万円残っているが、これはこのまま毎月払うスタイルにしておき、現金をキープする。

順調に貯金を頑張れば、退職時点で1300万円手元にあるはず(職場積立とイデコ含む)。

投信やNISAは手をつけずにそのまま運営する(これ以上は積み立てない)。

現金で4年間生きるとすると、300万円を生活防衛資金、1000万円を4年で使っても250万円/年=20万円/月使える。

つまり今の経済状態をキープできる。

その間に投資分が5%づつ利回りがあるとしたらどんどん増える(と期待する)。

65歳時点で年金が月12万円+投資の取り崩しを始めて合計月30万円使える計算!ほんまかいな?!

酒を飲んでいない分、61歳以降も働こうかと思えるかもしれない。

健康もキープできるかもしれない。

酒打つ関係なくヤバいと思ったらすぐ退職することもできる。そして転職もやる気が出ると思う。



3:差額はどうなるか?

61歳時点での両者の差額を6年で割ると、かなりの金額になるとわかった。

その額をさらに日給にして金額を出す。

さらに1日の酒代や8時間飲むとしてその分働いたとする日給に直す。

ざっと、禁酒するだけで、一日2万円の経済的効果があるとわかった。

ただ酒を飲まないだけで1日2万円得をする。

日給2万円もらえる禁酒というお仕事と考えると、なんてホワイトな副業だろう!



4:考察

実際ここまで差が出るとは思わなかった。

禁酒するなら「つもり貯金」で1日500円貯金しようと思ってたけど、それどころじゃない。

1日2万円、1年で730万円で、このままあと30年生きると2億円超えるんですけど。

2億円に資産が増えるわけじゃないけど、単純に掛け算するだけで圧倒的な説得力だと思った。

お酒を飲む生活を選ぶと、ここから貯金を食い潰したあと失うものも多く、その底が知れない。最後はゼロかマイナス。

ここで飲まない生活に舵を切ると、老後は経済的に不安無し、健康を損なうリスク激減、プライスレス。

ほんの一杯飲むと2万円の損失か。いや、そこからダラダラ飲み続けるために多分三ヶ月くらいしないと反省しない。

2万円掛ける90日で180万円の損失かあ。

最初の一杯で180万円出しても良いと思えるなら飲めばいいってことか。

流石に頭の中が冷めていくな……。

三ヶ月で180万円使っていいとなったら何を買うかなあ。


あまりにも大雑把な計算になるけど、単純に考えても健康と時間は何にも代え難い宝なわけだから言い過ぎではない。

脳が暴れ出しそうになったらこの計算を思い出そうと思う。

普通に1日500円貯金も続けて、貯まったらまた温泉に行こう!



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