☆YouTubeの動画で「世界の日常的な食事」を検索してみた。
そして目から胃がもたれた。そして学びと振り返りになった話。
私が観た動画は、アメリカ、フランス、イタリアでの日常の食事だった。
特にアメリカとフランスの食事は、動画配信者3名が1週間のメニューをこなすリアルなもので、本当に学びになった。
面白かったのが、ジャンクフードで三食平気なアメリカ育ちの人が、フランスの1週間メニューで相当つらそうだったところだ。
「お腹が空かない、しんどい」って。
毎食「ハンバーガーとポテトとコーラ」みたいな食事してるから、きっと胃袋大きくて余裕でおかわりだと思ったんだけど。
フランスの食事は決してジャンクじゃないんですけど、不思議だと思った。
色々考えることが多かった動画視聴でしたよ。
で、正直、私は全部キビシー!と思った。
イタリアの食事は、「朝食からお菓子」みたいに甘いパンに甘い飲み物で無理。胃より膵臓がもたれそうだ。
アメリカは(好きだけど)フライドポテトにうんざりしそう。そもそもコーラとか甘いジュース無理。野菜はどこ?
フランスなら大丈夫そうと思いつつも、やっぱり無理。飲み物多すぎ。脂は少ないけど量が多い。そしてワンパターン。
お国柄って色々だなあと、本当に学びになりましたよ。
食事って大事やね。
1:私が1週間の食事を考えたらどうなるか?
私が「1週間分の食事お題考えて」って言われたら、どんなメニューにするだろう?
いつも食べていて、私が続けられる献立で、日常的な日本食とは?
①朝食
・味噌汁(具はなんでも可)、漬物(明太子やたらこも可)、ご飯、卵料理か納豆+緑茶
②昼食
・職員食堂の定食
・朝が遅くなったら抜いても可
③夕食
・味噌汁(具はなんでも可)、漬物(以下同文)、納豆、ご飯(控えめが望ましい)、肉か魚+緑茶
こんなメニューがいいかも。
まず味噌汁最強。野菜でもきのこでも冷蔵庫にあるもの全部入れていいので、汎用性無限大。
漬物はアクセントでもあり発酵食品でもあり、あったら最高。味も豊富。
納豆は夜間の血をサラサラにしておきたい配慮で、夜に食べたい。ネギを刻んで入れたら最高。
ご飯は控えめで雑穀てんこ盛りご飯はいいぞ。
ここまでくると肉や魚のメインの副菜って、そこまで必要か?とも思えるけど、腹八分目になるくらいの何か食べて良さそう。
緑茶で締める。季節の水菓子(果物)ちょっとあれば御馳走。
2:日本食のバランス凄すぎない?
地味だけど滋味。こういう献立が真っ先に浮かぶお年頃になったんだなあ。
アラカンやもんな。
なんていうか、子供の頃の食事。昭和43年生まれの庶民の献立が、今めちゃくちゃ身体に合う気がする。
親の主義で「主食は絶対白米!」だったので雑穀を食べる習慣は無かったが、朝はご飯+味噌汁+白菜かきゅうりの漬物だった。
味噌汁の具は豆腐が大好きだったし、わかめもいっぱい食べていた。
夜は酢の物も食べていたし、味噌も糠漬けも自家製だった。今考えると贅沢だなあ。
野菜もきのこも発酵食品も大豆製品も無理なく献立に入れられる日本食って、お得な食文化過ぎる。
ありがたやありがたや。
3:一方学ぶべき海外の食事
さらに色々動画を検索している時、某イタリアの主婦の方の1週間献立を見せていただいた。
今まで見た動画と違い、イタリアだけど甘味が少なく量も少ない。
シンプル過ぎて栄養素大丈夫?量も足りる?と思うほどだった。
例えば「茹でたパスタにオリーブオイルと豆」とかの夕ご飯+チーズとフルーツ。
「一日三十品目と言っているのは日本だけ」
「同じ食材が続いても夫はないも言わないし、料理に気負いが無くなった」
「一日三十品目摂取神話」に意を唱えるドクターの本も読んだことがあるけれど、毎日の食事のストレスになったらあかんというのは同意。
だから、
「これは発がん物質」「朝から食べると太る」「血糖値爆上がり」
……系のサムネ動画でブワッと不安になる時、だからと言って「理想の食事」が出来ていない自分へのダメ出しはやめようと思った。
4:体に悪いのは食材なのかそれ以外か
3月の食材購入記録を見ると、「加工肉」系を五回買っている。ロースハムとソーセージを二回づつと、焼き豚一回だ。
発がん物質といえば加工肉と思い出されるこの時代、使い勝手のいい食材だけどどうしようと悩んだ時期もあった。
しかし幸か不幸かストレス値上げのせいで、ハム一枚は薄くなりソーセージの量も少なくなり……という状態なので、たまに買って食べる分には影響はなさそうだ。
惣菜パンも三回サンドイッチを買っていて、一回ベーカリーでパンを買っていた。
この辺りでソーセージやハムや悪名高き(笑)マーガリンも摂取しているけど、以前より摂取量は減っている。
減っているのは仕事と休みのバランスを取り、自炊時間を確保できているためであり、心身への影響というならこっちの方が大きいと思う。
夜勤三交代をしていた時期、初期はコンビニ飯100%で生きていた。
昨年までで引退した深夜勤、引退前の数年では「冷凍枝豆」「チーズ少し」「冷凍ご飯と残り物の惣菜少し」と決してバランス悪い食事ではなかったけれど、夜通し起きている明け方4時に食べていて健康もへったくれも無いと思う。
健康的な食事は健康的な生活の上にあってこそ、真価が発揮できるのではないか?
5:無意識にフランス風夕食だった
「米の飯ー!納豆ー!」と叫ぶ私に、フランスで生きろと言われたら瀕死になる可能性大だが、一つだけフランス風の食事をしていたところがあった。
まず、「ワインと軽食で家族と会話を楽しむ」みたいな夕食前の儀式があるらしい。
14時頃昼の食事をした後、19時頃そういう軽食&ワインタイムに突入し、21時頃食事とデザートタイム、23時就寝というパターンがあった。
あれ?(一人でだけど)このパターンでやってるわ?
18時頃帰宅し速攻で入浴、19時からワインと軽食タイムに入る。
20時にご飯と味噌汁とちょっとおかずを食べて、果物と緑茶をいただく。
21時〜22時頃就寝。
ワインタイムは1時間で250〜300mlの赤ワイン。軽食は野菜かナッツ、お刺身系のオードブルでオリーブオイルを添えて。
これで血糖値爆上がりを防げているはず。
夜に菓子系は、チョコ1かけらとかのみ。
悪くはなかったんじゃなかろうかなどと供述しており。
<まとめ>
ストレス減の仕事環境と休日は手に入れたので、食事と赤ワインは否定しないけどほどほどにし、ジャンクなものもほどほどに楽しめばいいじゃん。
朝から食べたい物食べてもいいじゃん。どうせ朝から甘いパンを爆食いできる胃と味覚ではない。
無理なら食べなくてもいいじゃん。
ぐるぐる回って考えて悩んでも、結局今の自分でそう間違っていないから大丈夫だよ、と言ってあげたい。