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ついこの間まで買い物依存症だった

☆そろそろ2023年度3月期の家計簿振り返りをする時期だ。

なんだかんだで黒字家計簿になりそうで安心している。

 

自作の表計算ソフトで作った家計簿で、

「現在何日経過で、日割り計算でいくら使っているか?」

「今月は後何日で、1日あたりいくら使っていいのか?」

「月の収入を100%として、投資、現金貯金、生活の固定費、消費&浪費の円グラフ」

などなどを視覚化しているうちに、自分の経済状態を細かく把握できるようになった。

 

以前はもっと大雑把だった。

と言うより、毎日何か買い物をしないと『気が済まない』精神状態だった。

 

「なんでもいいから何かを買う」

 

これだけでかなり心が落ち着いていた気がする。

もちろん当時を振り返ると、そんな自覚は一切無い。

必要だと思って買っていた。

でも徐々に、買い物をするものを探すために店に寄り道している、という自覚が生まれてきた。

 

なんでもいい、買いたい。

その代表がベーカリーとコンビニだったんだと思う。

なんだかんだでジャンクなフードを買って、食べてしまえば証拠は残らない。

 

「とりあえず買ってから考えよう」

「なんと無く買いたい」

「あっても困るもんじゃなし」

「買っとけば食べる(使う)だろう多分」

 

自分の中で消化できないストレスを、こんな形で帳消しにしていたんだと思う。

帳消しになってなかったけれども。

 

だけど家計簿をつけていると、数字で容赦のない現実が突きつけられる。

「こんなに使ったっけ?計算間違ってない?」

など、表計算ソフトに喧嘩売ってるのか?って考察をしても、当たり前だが間違っているわけがなく。

そして、

「なんでこんなに使ったんだろう?」

と、振り返り反省し考察し計画し実行し失敗し反省し(以下略)……の果てに。

今やっと「お金を使わないのが当たり前」の境地に辿りつきつつある。

 

長かったなー。

本当に永かった……。

 

「お金を使わないと気が済まない」

こんな短絡的な思考の脱却は、私にとって10年計画だった。

 

齢54歳になってやっと、買い物をするもしないもストレスとは切り離せる、となったと思う。

家計簿黒字がその証明である、と思う。

 

今月残り1日、そして予算800円が今月の残額である、としよう。

以前ならめちゃくちゃ心細く不安になっていたと思うのだけど、今はそんなことはない。

「800円で何が買えるんだー!」

なんて思わず、今、家にあるもので余裕で生きられると思えるし。

買わなくていいし、買うことは当たり前じゃないと思える。

 

私が、今日、何も買わなくても、世界は回ってる!

それでも世界は回ってるから大丈夫だし安心しろ!!

 

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