2022.7.16(土)
呼人浦キャンプ場の朝。
4時に起きてテントから外を見ると美しい網走湖の景色が広がっていました。
昨日はぐっすり眠れた。
クチャロ湖畔キャンプ場でテントが濡れてそのままこちらに来たので太陽の下で乾かす。
簡単な朝食を済ませ、テント、ペグ、その他のキャンプ道具、荷物などを片付け、バイクをきれいに拭きあげる。
時間は6時40分。
これからの天気やツーリングルート、宿泊先について考えた結果、本土最東端「納沙布岬」に向かうことに決めました。
おそらく天気は崩れてくると思うが、旅先でライダーからすすめられた「別海町のキャンプ場」は一度行ってみたい。
バイクは道の駅「流氷街道網走」の前を通過、R244を軽快に走る。
前方には知床連山などの絶景が出迎えてくれる。
先週に比べて少し山々が雲に隠れている。
天候によって毎日景色が変わっていくようです。
根北峠を走る頃には霧が発生し始め、やがて雨が降ってきました。
カッパを着込み再出発する。
ここからR355と交わる海沿いの道にでるところまでの間、かなり雨に降られました。
途中の道の駅「おだいとう」で休憩し、小雨になったタイミングで出発する。
ここから先の根室は雨だろうか。R44をしばらく走ると根室市に入る。
雨は止んでいたのでそのまま走り続け、10時半に本土最東端「納沙布岬」に到着しました。
写真撮影をしていると自転車で日本一周中の青年が「写真を撮ってもらえませんか?」と声をかけてきました。
お互いに写真を撮り合ってしばらく旅の話をしていました。
1日120キロくらいの距離を移動しているとのこと。
明日は雨なので釧路まで走るらしい。
この3連休は道内のキャンペーンでホテルを利用する人が多いので予約が困難であることを告げ別れました。
体も冷えたので岬にあるお店でラーメンを食べることにしました。
昆布だしが効いていて美味しかったです。
店のお兄さんが「ここは最高気温が20度ほどなので快適ですよ」と話していました。(羨ましい)
別海町のキャンプ場に電話すると予約制ではなく13時から受付しているとのこと。
納沙布岬からキャンプ場に直接向かい、13時前に到着しました。
「別海町ふれあいキャンプ広場」の管理棟でさっそく受付をする。
感じの良い管理人さんが「明日から大雨になるので雨水が溜まらない芝生の場所を案内しますね」と言って一緒にキャンプ場を回ってくれました。
近くのスーパーで2日分の買い物を済ませ、歩いて5分ほどのところにある温泉に行きました。
この温泉は「別海町ふるさと交流館」の中にあり、モール泉の湯で露天風呂も良かったです。
「モール温泉」という名前はドイツ語で泥炭地を意味する「Moor」をヒントに日本でつくられた造語。
地下に堆積している植物の層を通って湧き出てくる温泉で、植物由来の天然の保湿成分や有機物を豊富に含んでいるという特徴があるそうです。
キャンプ場内には朝8時から夜8時までの間、利用者が寛げるスペース(カウンターと4人掛けのテーブルが2ヶ所)があり、そこでソフトドリンク、軽食、アルコールの販売もしています。
持ち込みのカップ麺も無料で沸かしてくれます。
外にはピザ窯や小さな畑があって無料で野菜を提供してくれてました。
洗濯機・乾燥機もありますし、ゴミは分別のゴミ袋を購入(1枚10円程度)して処理できました。
バイク専用のエリアがあってバイカー目線の素晴らしいキャンプ場のようです。
夜になると雨が断続的に降り出し、やむ気配はありません。
今日と明日はここでゆっくり過ごすしかないと判断し寝ることにしました。