輝き出した20代まで振り返りました。
正直なところ、無職と縁のない人生だと思っていました。
どうして今のようになったのか、追って書いていきます。
今日は、無職の中で気付いたことを書いてみようと思います。
無職最大のメリットは時間があることですが、時間があるというのはとても厄介な一面を持っています。
特に今後の見通しが立っていない人は、世間から取り残されたような強烈な孤独感を永遠と感じ続ける日々を送りがちです。
今までは会社と家を行き来する中でオンオフを切り替えていたのに、それがなくなる。
何時に家を出て何時に家に帰って…
そんな何気ない日常がなくなってしまい、
自分の中でメリハリをつけられなくなります。
そうなると、ネガティブな思考に襲われたとき、一日中考え続け、次第に寝込んでどんどん心が蝕まれてしまうのです。
忙しいと、目の前のタスクに否が応でも取り組まなくてはなりません。一日中泣いたり嘆いたりする暇はないはず。
特に社会人なら、ショックなことがあったとか、漠然とした不安で何日も会社を休むことは許されません。
でも、何のしがらみも制約もなければ、何日でも泣き暮らすことができてしまいます。
泣き暮らしても現状は変わらず、そんな現実に絶望してまた泣く。
それはまるで底なし沼のように、1度踏み入れると一瞬で堕ちていきます。
無職1回目のときの私も、この底なし沼に堕ちてしまったのでしょう。
生きるか死ぬかだけを考える世界は、まさに白黒の世界です。
自分の存在意義までもわからなくなってしまう…
今となって思うのは、自分が幸せだと思えば幸せ。誰も自分を不幸にはできないということです。
肩書きがほしいなら作ればいいし、堂々と名乗ればいい。
そう思いませんか?