私の日記にいろいろとリアクションしていただきありがとうございます!
とても励みになります。
めちゃくちゃ充実していた大学生活からどうなっていくのか続きを書きます。
私の心の整理でもあるので、長々した文章ですがお付き合いください。
大学院入試に向けて日々奮闘していたあの頃。
勉強が忙しくて、当然就活はしていません。
しかし転機は訪れます。
大学院入試の1ヶ月前に、受験するのを辞めてしまいます。
一言で言うなら、自分の本心に気付いてしまったからです。
私の心の迷いは、バウムテスト(木の絵を描いて心理状態をみるテスト)でも現れ、教授にしっかり指摘されました。
心理学は大好きだし、成績も申し分ないけど、本当に心理カウンセラーになりたいのかわからなくなってしまいました。
そして、「なりたい」より「なるべき」という使命感の方が強いことに気付きました。
この辺は心理学を学んでるだけあって、自己分析が深くなってしまった結果でもあります。
入試直前まで悩んでしまったのは、やはりプライドがあったからだと思います。そして、見えない期待に応えたかったのかもしれません。
心理の世界はとても厳しく、
実際、大学院へ進学した友達数名はうつになりました。
やりがいは大きいものの、非常勤の仕事が多いため収入が安定しない、研修費が高いなどいろいろ裏事情があります。
この大きな挫折は、私の大学生活の輝きを否定するようなものでした。
頑張って成果を出したから、就活するという選択肢を見失ってしまったと自分を責めました。
頑張らなければ良かったと心底思い、行き場のない後悔に気が狂いそうになりました。
まったく就活をしていない人間が今から動いても不利なことばかり。
悩んだ挙げ句、既卒で公務員を受けることにしました。
それは、人生で初めてレールを外れる決断をしたことを意味します。
就活留年しなかったのも、私のプライドです。
周りの友達は内定式や受験を終えて、卒論に取り掛かっています。
ほとんど全員が進路を決めている中、私は公務員の勉強と卒論を並行してやっていました。
春休みも、卒業旅行にも行かずひとり勉強していました。
自分だけ進路が決まっていないという現実が苦しくて、次第に泣いている日の方が多くなります。
みんなと違うのがこんなに苦しいなんて…
自分を強く持つだけの心の余裕はありませんでした。
今だから言えるのは、この時の決断は間違っていなかったです。
疑問を持ったままで大学院生活がうまくいくとは思えないし、仮に新卒で普通に就職していたら、今の自分には絶対になれなかったと自信を持って言えます。
その時は気付かず、散々ひとりで苦しみ自爆しましたが…
今の自分のように、レールのない道を切り拓く人生。全く後悔はありません。
これは、あの時の自分に言ってあげたい言葉です。きっと信じてくれないと思いますが。