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Tchaikovsky:The Sleeping Beauty🩰熊川哲也挑む「眠れる森の美女」台本·演出大胆翻案,振付一新;どうなる?バレエなど古典作品のジェンダー·人種·民族バイアス

2023-09-30 23:26:00 | 日記





























序奏 − リラの妖精

チャイコフスキー:バレエ音楽「眠れる森の美女」組曲

指揮:チャールズ・マッケラス

演奏団体:ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団










カラクテール:長ぐつをはいた猫と白い猫















🌲 😴 🩰 🌳 😪 🩰 🌲 😴 🩰 🌳😪🩰 🌲




序奏 − リラの妖精

チャイコフスキー:バレエ音楽「眠れる森の美女」組曲 作品66a

指揮:リッカルド・ムーティ

管弦楽:フィラデルフィア管弦楽団










カラクテール:長ぐつをはいた猫と白い猫

















熊川哲也が満を持して挑む「眠れる森の美女」…台本・演出を大胆に翻案、振り付けも一新

熊川哲也が満を持して挑む「眠れる森の美女」…台本・演出を大胆に翻案、振り付けも一新

新生「Kバレエトウキョウ」意欲的な試み熊川哲也率いる「Kバレエトウキョウ」が10月8日から、古典バレエの最高峰「眠れる森の美女」に挑む。熊川自身が台本・演出を大...

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どうなる?バレエなど古典作品のジェンダーや人種・民族のバイアス

どうなる?バレエなど古典作品のジェンダーや人種・民族のバイアス

芸術の秋。古典バレエの作品には、男女の役割分担、固定観念や民族や人種をめぐるバイアス(思い込み)が見られる作品が多くあります。舞踊評論家の東洋大学社会学部メディ...

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〘…なぜこうしたジェンダーバイアスが生じてるかというと、いずれも100〜150年以上前のヨーロッパの男性中心社会で作られたということが背景にあります。当時の観客というのは、男性のブルジョアジー(資本家階級)たちでした。そのため男性目線のストーリーになっていると言えると思います。ただこれは、バレエに限らず、古典の文学作品であったり、シェイクスピアのような演劇であったり、オペラであったり、あるいは日本の歌舞伎においても、そういったバイアスは存在しますし、ジェンダーバイアスだけじゃなくて人種や民族のバイアスというのもかなり含まれていることは指摘したいと思います。…

…それから20世紀以降の100年間には、実はそういったジェンダーバイアスや人種・民族のバイアスに全くとらわれない新しいテーマの作品が無数に作られているということも申し上げたいと思います。多くの作品は、バレエ団のレパートリーとなって長く踊り続けられることがなかなかないのですが、その一部は長く上演される名作・傑作になっています。そういった作品には、例えば、民族の問題そのものを取り上げているとか、ジェンダーやセクシャリティ問題を中心に据えている、様々な哲学的なテーマを扱っていることがあります。ジェンダーやセクシャリティの問題に立ち入った作品は、英国ロイヤルバレエ団のレパートリーに多く、性暴力を描いた「インビテーション」や「ユダの木」、心中事件を扱った「うたかたの恋」、高級娼婦や愛人が主人公の「椿姫」、「マノン」、貴族の不倫を扱った「三人姉妹」や「オネーギン」などなど枚挙にいとまがありません。女性の性衝動を扱った「火の柱」、「赤い薔薇ソースの伝説」という作品もあります。ストリンドベリの「令嬢ジュリー」もイプセンの「人形の家」もバレエ化されています。
あるいは物語がなく、踊りを楽しむ「アブストラクトバレエ(抽象バレエ)」、「シンフォニックバレエ」というような作品もあります。このように実は、古典バレエだけではなくて、新しい作品がたくさんあることも見る人たちは知って楽しんでほしいと思います。…

…やはり「バレエ」というと、どうしてもクラシックな芸術と思われがちですけども、実はバレエというのは、現代社会の最先端の動向を取り込んで新しく変わっていく芸術だと思います。国内のバレエ団でも、新しい公演をたくさんやっています。例えば、この秋には、東京バレエ団とK-BALLET TOKYO(Kバレエトウキョウ)で「眠れる森の美女」という古典を代表する作品を新しく作る試みがあります。古い作品を受け継ぐということも重要ですけれども、新しい作品を作っていく、そのときに古い作品を作り直すということと、全く新しいコンセプトで作品を作る、二つの両輪でどのバレエ団も試みを進めているかと思います。
これはバレエに限らないかと思いますが、どの芸術でも伝統を受けついで革新を続けていくことが行われてるのだと思います。
また、古典バレエの作品は、例えば2時間の作品でも、物語を演じてる部分は、20〜30分などと、かなり限られた時間です。それ以外の部分は、物語とは関係なく、踊りを見せるという風になっています。そういう点では、その踊りの美しさという点では、ジェンダーや民族・人種のバイアスと関係なく楽しめますので、純粋にダンサーたちの素晴らしい演技、美しい姿、動きを楽しむという視点からもバレエを見ていただければと思います。
いずれにしましても、やはりこのジェンダーの問題も、人種や民族の問題も、古典作品においては、難しい問題をはらんでいますので、今後、演ずる側、そして見る側ともに、議論を続けていければと思っています。それでぜひ劇場に行ってみて判断していただければと思います。

海野敏(うみの・びん)
1961年、東京生まれ。2004年より東洋大学社会学部教授。専門は情報学・図書館情報学。1992年より舞踊評論家として活動し、バレエとコンテンポラリーダンスの公演を中心に、批評記事、解説記事を新聞・雑誌、公演プログラム等に多数執筆。著書に「バレエの世界史」(中央公論新社, 2023)、「バレエ・ヴァリエーションPerfectブック」(新書館, 2022)、「バレエとダンスの歴史」(共著. 平凡社, 2012)など。〙


〘 2021年12月29日(水)神奈川県民ホール 小ホールで開催される年末年越スペシャル『ファンタスティック・ガラコンサート2021』。…

…華やかでドラマティックなプログラム…

・チャイコフスキー:バレエ『眠れる森の美女』より
グラン・バ・ド・ドゥ(上野水香、厚地康雄)… 〙


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