Composer:Maurice Jarre
Heading into Wadi Rum.
— Marc Allum (@Marc_Allum) September 10, 2023
This is the actual locomotive and train used in the film ‘Lawrence of Arabia’ in 1962. The loco is surprisingly a Japanese ‘Nippon Sharyo’. #Jordan #TELawrence #lawrenceofarabia pic.twitter.com/cjl87qtp49
ちょっとユニークな体験をするなら、ヒジャーズ鉄道の路線を辿る旅なんていかがでしょうか。
この鉄道は今から100年以上前にダマスカスとメディナ間で運行していたもので、シリア、ヨルダン、サウジアラビアの3国を結ぶ総延長 1,302kmにわたる壮大な路線を誇りました。
建設が開始されたのは1900年、完成には8年もの歳月を要したにも関わらず、その数年後に発生した第一次世界大戦(1914〜1918)中にアラブ人たちによって破壊されるという数奇の運命を辿った鉄道として知られています。現在、ヒジャーズ鉄道の軌道を使用するのは ヒジャーズ・ヨルダン鉄道 および アカバ鉄道の2路線のみ。
結局のところ、サウジアラビア側の路線は放置されたまま現在に至ります。砂漠に取り残された駅舎や汽車、線路は自由に見学することができます。一部ではヒジャーズ鉄道に特化したツアーも催行されているので、気になる方は要チェックです。
不朽の名作「アラビアのロレンス」の映画ファンは独特な世界観を味わいに、コアな鉄道ファンは100年前の列車旅に思いを馳せる。21世紀のヒジャーズ鉄道は皆さんの想いを乗せて、今日も「古き良き時代」へと誘います。… 〙
〘 … 「ちょうどおもしろいお話がありました。以前、ヴェネチア国際映画祭でスパイク・リーとお会いする機会があり、彼から『映画館は教会なんだ。その教会を我々は大事にしなければならない』と熱弁されたのですが、そこで私は少しちょっかいを出してしまいました(笑)。『アラビアのロレンス』の腕時計をしていたので、それを見せながら『ほらほらスパイク!こうやって時計の中でも『アラビアのロレンス』を映しだすことができるんだよ。ラクダもちゃんと見えるでしょ?』と。冗談半分でからかっただけではありますが、これが私の見方なんですよ」。
アートに医学、環境問題、テクノロジー、倫理と様々な要素をはらんだ『クライムズ・オブ・ザ・フューチャー』。ヴィゴ・モーテンセンにキャロル・スピア、そして劇伴を担当したのもおなじみのハワード・ショアと、デヴィッド・クローネンバーグが信頼できるチームで作り上げた作品であることでも必見だ。クローネンバーグなら「デバイスで観てもいいよ」と言ってくれそうだが、ここはぜひ!劇場でその未知の世界を体験してほしい。
取材・文/平尾嘉浩 〙
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます