涙と笑いのHIV奮闘記

自分とは無関係と思っていた病気と思いがけなく向かい合い、闘病を続けるオヤジの日記。
仕事に趣味に彼氏との生活に奮闘中。

昼から小雨:映画館に行ってきました

2008年06月19日 | 外出・旅行

今日は昼に雨が降るということでバスで出勤したのですが、
昼まで雨が降らず。
帰りのバスで近鉄奈良駅まで出て、映画を二本観てきました。

一本目、「最高の人生の見つけ方」。

 


ジャック・ニコルソン、モーガン・フリーマン。
ジャック・ニコルソン、「カッコーの巣の上で」でこの人のファンになってしまいました。
その後も、「郵便配達は二度ベルを鳴らす」「愛と追憶の日々」「イーストウィックの魔女たち」
「恋愛適齢期」「アバウト・シュミット」「ディパーテッド」なんかにも出演していますね。

今回は二人とも癌に侵され余命半年と診断された二人の出会いから、話が始まります。
二人とも癌が転移していて、二人とも脳に転移。
脳腫瘍を摘出する手術を受けます。

なんだか自分の身に重ねてしまって、つらい映画です。

「棺おけリスト」を作って、それを実行してゆく話。
棺おけリストとは、自分たちが棺おけに入る前に、やりたいこと、見たいもの、体験したいことのすべてを
書き出したリストのこと。

自分も余命3年ないかもしれないといわれて、
遺言のほかに、やりたかったことをリストアップしました。
その中には、できるだけ観たかった芝居、映画に行く。
相方とおいしいものを食べに行く。
ってのがあって、それは実現しています。

なんだか涙が出てとまらない映画でした。
これは同じ境遇の人には涙無しには観る事ができない映画です。

次は、「チャーリーウィルソンズウォー」。
大ファンのトム・ハンクス主演映画。
ジュリア・ロバーツも出ています。

 

トム・ハンクス太っちゃったね~。
フィラデルフィアの時とえらい違い。
お風呂のシーンで、彼の素敵な後姿が一瞬映るのですが。
冷戦時代の、そして現在のアフガニスタン情勢がわかっていないと、
?っていう映画ですね。

アフガニスタンの民兵がバズーカ砲(?)でソ連のヘリを撃ち落すシーンは圧巻でした。
だって、ソ連軍がアフガニスタンの普通の人(女性も子供も)を無差別に爆撃し、
またおもちゃに似せた爆弾を落とし、子供がそれを拾った瞬間に爆発。
戦争ってこんなに悲惨な状況を生んでいるわけでして。
でもこの描き方って、やっぱりアメリカです。

いずれも劇場にはやじを含めて三人しかいませんでした。
こんなんでやってゆけるのでしょうか、この映画館。
音響も、椅子も、映画館の雰囲気がいいだけに、心配です。

「最高の~」のときは、始まったときはやじ一人。
途中で老夫婦が入ってきたのですが。
その二人、延々と喋っているんですよね。
手術のシーンでは、「あっ、頭切っとる。痛そうやな~。」やら
スカイダイビングのシーンでは、「あんなんどこへ行ったらできるんやろ。怖いやろな~」なんやら。
しまいに腹が立ってしまって、注意してしまいました。
それからは静かに観ていたようですけど。

そんなわけで、今日は涙あり、感動ありの夜でした。



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2 コメント

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こんばんわ (ryousuke)
2008-06-20 03:09:37

初コメです!
と思います?

物忘れひどくて

俺も最高の人生の見つけ方
友達に紹介されてみました!

紹介されて聞いただけで涙が出てきて
ネットで予告見て泣いて
そして本編見て泣いて・・・

まだまだ感染知ってすぐのころのことだったので
ストレート直球で心の中に突き刺さったんです。

これからも見に来させてもらいます
実は俺大阪出身なんで
結構懐かしく見させてもらってます
返信する
こんばんは! (やじ)
2008-06-20 21:11:55
>ryousukeさん

はい、はじめまして、です。

自分も物忘れひどいし、忘れ物番長ともいわれます。

「Life天国で君に逢えたら」、「像の背中」もよかったですよ。
来月確かWOWOWで放送されますので、是非見てくださいね。

これからもよろしく。
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