朝目覚めた時の気温は-1℃。
また冬にもどった感じです。
とはいえ、雨も降っていないので、セーター、マフラー、冬のコートを着込み、
手袋をはめて自転車出勤です。
帰りは比較的暖かかったので、(とはいえ8℃でしたが)、
西の京までサイクリングです。
垂仁天皇稜にそった道を南下です。
天皇稜のお堀の中に浮かぶ島は、田道間守命塚です。
田道間守(たじまもり)は新羅からの渡来人の子孫。
垂仁天皇の命により、非時香菓を求めて常世の国に渡り、葉附きの枝と果実附きの枝を日本に持ち帰ってきたのですが、
垂仁天皇はすでに崩御されており、あまりの悲しみに泣き叫びながら死んだとか。
今は菓子の神様とされており、兵庫県の豊岡市の中嶋神社に祀られているそうです。
記憶があやふやなのですが、母校の京都大学の隣の吉田神社にも祀られていたような・・・
さらに南下すると、民家と近鉄橿原線の間に梅の花が見えてきます。
踏み切りを渡って唐招提寺に到着。
金堂の柱の美しさを会津八一氏がこのように詠んでいます。
「おほてら の まろき はしら の つきかげ を
つち に ふみつつ もの を こそ おもへ」
次にさらに南下して薬師寺へ。
薬師寺の東塔は、「凍れる音楽」と言われる美しい塔です。
西塔は昭和56年に再建されたもので、まだ丹の色が鮮やかですね。
駐輪場に紅梅・白梅が咲いており、芳しい香りが漂っています。
さて、このまま法隆寺まで、ってのでも良かったのですが、
税務署に行く予定があったので、奈良公園まで。
税務署での用件を済ませた後、奈良県庁へ。
県庁前ではせんとくんがお出迎えです。
エレベーターで屋上へ。
奈良公園を一望できる、絶景のスポットです。
案外知られていないようで、閑散としています。
東大寺の大仏殿(左下)や、今お水取りが行われている東大寺二月堂(右下)の姿の全容を見ることができます。
二月堂の手前にちょっと見えている金色のものは、東大寺七重の塔の先だけの模型です。
東大寺の隣にありますね。
通勤を含め、全行程20kmのサイクリングでした。
さて、もういろいろ夕食を作る気力も残っていないので、
簡単にお好み焼きと焼きそば。
「てっぱん」を見て食べたい食べたいと思っていたんです。
でも、「大阪の」お好み焼き、豚玉です。
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