久しぶりの歌舞伎鑑賞でした。
とある方に、四月の松竹座歌舞伎公演を観に行くとコメントをしたら、
「やじさんなら二部でしょ?」と、ズバリ!
やっぱり何度観てもいいお芝居です。
「引窓」だけの上演が多いのですが、
今回は「角力場」「難波裏」も上演されました。
この演目は人間関係が難しいのですが、
それをはしょっても、義理と人情の板ばさみになる人々の苦しみが
涙をそそります。
前にも書いたのですが、
やじの一番感動したこの演目の舞台は昭和六十三年の京都南座顔見世興行です。
扇雀(現藤十郎)の南与兵衛、宗十郎(故)のお早、吉弥(故)のお幸、
藤十郎の濡髪、我当の放駒、秀太郎の与五郎でしたね。
今回、翫雀が父親にかなりそっくりになってきたのに、感動しました。
そして、孝太郎、亀鶴のすばらしい演技に驚きです。
久しぶりの観劇に観劇でした。
。
花見は昼休みに会社の裏の公園を散歩で終了、淋しいもんです。
引窓は上演される回数が多いですね。
初心者にも解りやすい話しですものね。
自分も今週は久し振りの歌舞伎座です。
あの三人(名前は省略!)がどんな絡みを見せてくれるか、土曜日がとても楽しみです。
そして文楽のチケも確か発売になるのですが、果たして手に入るか‥
土日の分は発売直後にいつも完売してしまいます。
手帳の割引も初めて使わせてもらおうかと思ってます。
短い間に色々な事があったのですね。
特別なテーマを持つブログを起ち上げて続けていく事や投稿させてもらう事にも何か深いものを感じます。
(合掌)
引窓だけではなかなか人間関係がわかりにくいのですが、(なぜお早が都と呼ばれていた遊女で、濡髪と知り合いで、今は南与兵衛の女房になっているか、とか)それを知らなくても涙する演目ですね。
この前文楽でかなり通しに近い上演があって、
そのときに背景がわかりました。
関西ではもう文楽の劇場が満席になることは少ないです。最近だと勘十郎の襲名興行か、正月の初日くらいでしょうか…。