室生口大野駅へ向かうバスは、途中大野寺で停車します。
室生寺に向かう途中にバスの運転手さんが
「左手に大野磨崖仏が見えます。」
と言っていたのを思い出し、大野寺前で下車しました。
そこには室生川の清流がながれています。
しばらく今来た道を戻ると「大野磨崖仏」が見えてきます。
鎌倉時代の初期に彫られた石仏です。
笠置寺の本尊弥勒菩薩磨崖仏を模したものとされているそうです。
室生川沿いに屹立する流紋岩質溶結凝灰岩の岸壁に掘られた仏像。
総長11.5mの巨像です。
この室生川沿いにある大野寺を訪れてみます。
入り口で入山料を払うのですが、係員が居らず、
置かれていた箱にお金を投入。
寺の中は静かで、人一人いません。
枝垂桜で有名なお寺なのですが、この時期はほとんど立ち寄る人がいないんでしょうか。
お寺の中には蝋梅が咲いています。また川向の磨崖仏もみえています。
マンサクの花。
なんだったっけ、ど忘れ。
こんな石碑も。
「丈六乃みろく菩薩は岩かべにまさやかにますつきのあ里阿け
宇陀大野寺にて 矢沢孝子」
「春日の巨岩弥勒となり給ふ 青畝」
ここにも奥に磨崖仏が見えていますね。
侘助も咲いていました。
ここから室生口大野駅まで徒歩10分ほど。
ブラブラ歩くのですが、誰ともすれ違いませんでした。
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