波乱万丈 IKKOさん

日曜日は何故か寝過ごす。
月～土曜日は絶対に6時には目が覚め、
朝食を作り弁当を作り、部屋の片づけをして職場に出かけるのに、
日曜は目が覚めると九時とか十時とか。
今日もご多分にもれず九時半起きでした。

ひょっとして、土曜日に相棒が泊まりに来ているせい？

いやいや、相棒が泊まりに来ていなくっても遅いからそれはないな。
きっと気がぬけるからでしょうね。

で、寝室においてあるテレビのスイッチを目が覚めると同時に入れます。
と、「ちゃんちゃらら～ん、ちゃちゃちゃ、ちゃ～～～ん」
というなつかしいメロディー。
そう、波乱万丈が始まったのです。
いつも討論番組をみていたので、まだやっていたとは知らなんだ。

今日はだれ？と思ってみていると、あのIKKOさん。
前から「さんまの踊る御殿」に出ていた彼女（彼？）が気になっていたんです。
別に好きとか嫌いとかじゃあなくって、何の人かな～って。
踊る御殿には、その他KABAちゃんとか、市川春猿さんとか、假屋崎省吾さんとか、
オネエキャラの人はよく出てるよね。
さんまは、特に彼ら（彼女ら？）を変にキワモノ扱いするではなく、
かといってソレを隠すわけでもなく、
微妙に茶化しつつそのキャラをひきだすのが好感もてるんだよな。

で、すごいね、IKKOさん。本名が一幸だからIKKOさんなんだって。
生い立ちを振り返っていたけど、俺と重なるところもあるし違うところも。
重なるところは
小さいときに女の子ばかりと遊んでいた、
キャッチボールが嫌いだった、
気になるのは男の子ばかり、
アテンション・プリーズのファンだった、
サインはVに熱狂していた（俺はアタックナンバーワンとエースを狙えだが）。

違ったのは
スチュワーデスの制服を着たかったところ（俺はパイロットの制服だな）、
自分を女だと思っていたところ、
根性があるところ（俺は根性なしです）、
高校時代女性にもてたところ。

彼女の就職してからの努力には本当に頭が下がる。
俺なんて就職して職場で対立すること多かったもの。
まずそこのやり方に染まって、そんなことなし。
（あ、今は病気してからは変わったよ。）
ゲイだからってことではなく、純粋に凄い人だと思った。

その後襲われる過換気症候群に翻弄され、
仕事のパートナーとの次々の別れを経験し、
逸見さんとの死別を経験し、
そして今の彼女の姿があることも知った。

俺も病気でへこんでいるんじゃあなくって、
病気とともに頑張らないと恥ずかしいなあ。