11月19日
少し返事が遅いH君を板野駅前まで迎えに行った。
最初に彼を迎えたあの時は夜、中学校近くの公衆電話ある、お店の前
後で知った「彼が卒業した中学校」
配車のランプで迎えに
公衆電話の前で一人の若者が立っている。
「お待たせしましたHさんですか?」返事が無いので別の場所を探したが、「誰も居ない」事を配車係りに伝えた。
東側のお店の前でお待ちですと言う返事。
公衆電話の前には先ほど返事をしてもらえなかった同じ若者。
「Hさんですか」3回訊ねた時ようやく返事がかえってきた。
どちらまでですか?
と尋ねるが数秒返事が無い!?
返ってきた言葉は「○○町×◇丁目☆番地、★※まで
了解しました。と車を走らせていると突然後ろから「◇★」を左にまがってください。
到着して料金を告げても財布が出てくるまで数十秒
初回は驚いたけれど、2回目からは慣れてきた。
H君は金太郎を選んでくれているのか?
自宅から1キロ以上を歩き、金太郎が受けられる配車のエリア内の公衆電話からタクシーの依頼、目的地に着くと帰りの時間を指定してから下車する。
彼を自宅に送るのは久しぶり、いつもは午後5時指定の迎えなのに今日は少し遅い時間板野駅前に到着すると彼が立っていた。
ドアを開け数秒、ドアを閉めると「5分待ってください」、五分後「○○町×◇丁目☆番地、★※まで」
金「何を買いに来たの」
H「○○○の暦」
金「その暦此処でしか販売してないの?」
H「いいえ、電話で聞いたらこの店に置いてるから買いにきました」
H「レストランで食事をしたら、帰りのお金が足りなくなったから、来週また買いに来ます」
金「バスとか汽車には乗らないの」
H「ありません、全部タクシーです」
走り出して必ずHに訊ねる。◇橋を渡るのか?○橋を渡るのか、H君は時々突然小さな声で交差点手前で「そこを右、左に」と指示するので前もって訊ねる事にしている。
今日H君は金を指名してきた。板野に送った同僚初めてだったのでH君の遅い対応にイライラしたのかもしれない。
玄関に到着××円です。と言うと数秒後財布をカバンから出したが、100円足りない。
次回にと言う事を伝え彼は降りた。