数年前、
老人ホームや介護施設で
インフルエンザが集団感染して
死者が増えた時、
とあるホームが予防策として
歯磨きの時と併せて
歯茎も磨いたら効果があった
という映像を見て
私も真似するようになりました。
口腔内に付着したウィルスは
通常の歯磨きでも取れますが
歯茎にも付着しているので
それらも一緒に洗浄するのが目的だそうです。
私は歯茎磨きの他に
3アクションを加えた
4アクションで予防しています
私の使用している歯磨きグッズ
使っているのは
・糸ようじ(ダイソー)
・歯間ブラシ(ダイソー)
・ビトイーン超コンパクトヘッド歯ブラシ
・歯磨き粉
・アズノールうがい液(処方薬)
・100cc柄付き計量カップ(ダイソー)
◎歯磨き+4アクションの流れ◎
電気ケトルで湯を500cc沸かし
歯磨きと口腔内洗浄に使う湯を作る。
(水だと知覚過敏にしみて
シッカリ歯磨きが出来ないのと
使用後の歯ブラシ&コップを
お湯洗いする為。
お湯を使うと
洗った後の乾燥も早い。)
(500ccは一気に使わず
必要量を都度都度注ぐ。)
まず
①糸ようじで歯の隙間を掃除して、うがい。
次に
②歯間ブラシ(3Sサイズ)で歯の隙間を掃除して、うがい。
私は歯と歯の隙間が狭いので3Sだけど、
もしダイソーに4Sサイズがあったら4Sを使いたいトコロ。
ダイソーで安く済まそうとしなければ4Sの糸ようじもあるんだけどね
続いて歯磨き。
③歯ブラシ 【ビトイーン】
»»»超コンパクトヘッド
»»»山切りカット
»»»やわらかめorふつうタイプ
ビトイーンの超コンパクトヘッドはヘッドが小さく、奥歯の奥まで1本ずつシッカリ磨けるので長く愛用しています。
山切りカットは歯と歯の間にブラシが入って食べかすや歯垢を掻き出してくれます。
硬さは基本的に歯にも歯茎にも優しい「やわらかめ」を使いますが、時々間違えて「ふつう」を買ってしまいます💦
④歯磨きジェル
【コンクール ジェルコートF】
舌白板症になって7~8年くらい経って歯磨き粉が創部にしみるようになった時の主治医に勧められました。
発泡剤不使用なので歯磨き中に泡立たずシッカリ磨けます。
歯磨き粉による創部の痛みもマイルドになりました。
フッ素も高配合で安心。
ただ
研磨剤不使用なので麦茶やコーヒーを良く飲む私には茶渋が取れないのが難点です。
主に家に居る時に使用。
⑤歯磨き粉
【クリニカ アドバンテージ】
»»»フッ素高濃度配合
»»»高密着フッ素処方
»»»ソフトミントフレーバー
コンクールジェルコートFだけだと茶渋が落ちないので
一日最低1回はクリニカ。
「高濃度フッ素を高密着処方」
というフレーズにも惹かれました。
ミントの香味で口臭予防にもなるので、主に外出前に使用。
ハイ、
ここでいよいよ
【4アクションの登場】です。
◎アクション1 歯茎磨き◎
歯のブラッシングを終えたら
そのまま上下の歯茎を
傷つけないようソフトタッチで優しく磨きます。
◎アクション2 内頬マッサージ◎
歯ブラシの背の部分を使って
ほっぺの内側を左右ともに50回ずつ歯磨きの要領でマッサージします。
頬の内側は唾液腺があるので
マッサージで唾液を出やすくすると乾燥予防になってウィルスが繁殖しにくい環境になるし、
口腔内の細菌が増えるとウィルスか体内に侵入しやすくなりますが、
唾液には口腔内の汚れや細菌を洗い流したり、細菌の発育を抑える抗菌作用があるので
感染症予防に繋がると思いました。
◎アクション3 舌磨き◎
舌の表面を歯ブラシで傷つけないよう優しく磨きます。
舌の表面に存在する多数の細菌も舌磨きで洗い流し、ウィルスの侵入を防ぎます。
以上、
【アクション1~3】を行う時は
口腔内の粘膜を傷付けないよう
優しく行う事を徹底しましょう。
口腔内の粘膜が傷つくと
そこからウィルスが侵入してしまい
本末転倒ですので。
◎アクション4 歯ブラシの管理◎
歯磨き+3アクションを終えたら
コップで歯ブラシを1回ゆすぎ洗いして、電気ケトルに用意したお湯で再度しっかりゆすぎ洗いします。
お湯洗いした歯ブラシは
しっかり水気を切っておくと
乾きが早くなり
細菌が繁殖しにくなるので
感染症予防に繋がると思いました。
続いて
⑥うがい液 【アズノール】
アズノールはイソジンと違い
殺菌作用はないのですが、
口腔内や咽頭部の炎症を抑え
炎症に伴う痛みや腫れなどの症状を軽減させ、創部の治りを早めます。
カモミールの成分を元に開発された植物由来のものなので
副作用も極めて少なく
安全性も非常に高いらしいです。
舌癌の手術前から
舌白板症で何度も生検していたので
生検後の創部の治りを良くする為に
処方されるようになりました。
⑦計量コップ 【ダイソー】
»»»柄つき
»»»100cc
アズノールうがい液は
アズノール7滴を100ccの
水やぬるま湯に溶かして使います。
このような溶液を使う際は
正しい濃度にする事が治療のキモになると思うので、
毎回しっかり計量しています。
正しく薄めたアズノール溶液を
使い
3回に分けてうがいをします。
溶液を口に含んだら
1回に付き20秒創部が浸るように留めておいてから、
溶液が喉の奥に届く様に
うがいをします。
※口に含んで20秒待つやり方は
医師や薬剤師に勧められたわけではなく
溶液を少し創部に浸しておいた方が効果が上がるかな?と思ってやってるだけです。
うがいを終えたら
空にしたコップにケトルのお湯を満たして捨てて、
よく水気を切って逆さにした状態でコップスタンドに戻します。
お湯ですすいでおくと
コップの乾きが早くなり
清潔を保てます。
以上、
長くなりましたが、
私の行っている感染症対策
【歯磨き+4アクション】でした