今年の7月、
健康診断で父の肺がんが発覚し、
入院、手術を経て退院。
肺は大きく切ったものの、
ステージ1の初期段階で施術できた為、
手術後に抗がん剤の使用もなく、
予後の経過も良い状態なのですが、
しばらくしたら
今度は姉が大腸憩室炎で入院し、
ほどなくして退院したのもつかの間、
今月上旬から母が入院してしまいました。
どうやら朝ごはんを食べていた時、
食べたものを吐いてしまい、食べられなくなったそうです。
突然、食べ物を受け付けなくなったとか。
わたしもそうなんだけど、
母も吐き気はあっても吐けないタイプ。
それが吐いたって事で、
病院に行きたがらない母を父が説得して
なんとかかかりつけの近所の総合病院に行ったそうなんですが、
母はお昼を過ぎても帰ってこなくて、
病院の帰りに買い物にでも行ったのかと思っていた矢先、
病院から緊急入院の一報が来たそうです。
母はもともとナイーブな性格で、
どちらかというと内気で、
周りに凄く気を使うタイプ。
このところ確かに胃の不調は訴えていました。
でも、
毎年健康診断で胃カメラ飲んでるし、
年も年なんで、
近所の総合病院で
内科や心療内科は割としょっちゅう受診してて
胃の不調や、
健康診断の結果で貧血気味って結果が出てるって
内科の先生に言ってたみたいなんだけど、
気にしなくていいって言われてたみたいで。
でも、
わたしから見ても
母はやや神経質というか、
考えすぎてしまう面もあったし、
病院の先生も問題にしていなかったので、
単純に精神的なもんなのかなって思ってたんです。
だから、
今回の入院もポリープが出来たとか、
胃潰瘍とか、胃炎の類なんだろうなって思ってました。
「順番から言って、母さんの次はわたしの番かもね~。」
なんて軽口をたたいたりして。
はてさて、
この総合病院には病理が無い為
生検は外注という事もあり、
結果がなかなか出なかったのですが、
お見舞いに行った時に
たまたまナースステーションに入院中の主治医がいて
お忙しい中、少しだけ時間をとって
説明してくれたんですね。
その時の説明では、
a・幽門狭窄
b・胃粘膜下腫瘍の疑い
c・小腸(空腸)狭窄
との事でした。
aとcはともに狭窄といって、
幽門とは胃の出口をさしているのですが、
それぞれの部分が何らかの原因によって
腫れたような状態になっているという事でした。
先生曰く「ぶよぶよしている」と。
それが出来物なのか、炎症を起こして腫れているのか、
原因は何なのかわからないと。
その中の可能性のひとつとして、
bがあるかもしれないってことだったんです。
結局その週は生検の結果が出ず、
翌週の半ばにお見舞いに行った時に、
「とりあえず癌じゃないって言われたよ。」
と言っていたので、ヨカッタ・ヨカッタと安心して
胸をなでおろしていたら、
その2日後ですよ。
姉から電話がかかってきて、
「急転直下だよ」と。
やっぱり胃癌だったから来週の月曜日に手術して
胃の3分の2を切るって言われたらしい
って言うんです。
こっちはもう、ナニがなんだかでしたよ。
何で癌じゃないって言われたのに
こんな早急に
いきなり「やっぱり癌でした」って翻すわけ?って。
で、
本日、家族面談があり、
そこで入院中の主治医の指導医と思われる先生から
説明があったわけですよ。
最初は家族面談の日は午後から仕事もあるし、
午前中の家族面談に出て午後仕事だと
体力的にきついかと思って行くかどうか少々迷ってたんだけど、
昨日お見舞いに行った時、
わたしが帰ろうとしたら、
母が
「癌が胃の粘膜の下に潜ってて見つけにくかったって言われたのよね~。」
みたいなことを言ったんです。
なるべく表情には出ないようにしたけど、
母が胃癌だと言われてからいろいろ調べてたら、
胃癌は胃粘膜より下の層に行くほど進行しているって
書いてあったし、これはヤバイなと。
自分の目で、耳で母の状態を確認したくて、
頑張って家族面談に出席してきたら、
案の定、スキルス性胃癌でした。
ぐぐると山ほど出てくるけど、
元フジTVアナウンサーの逸見正孝さん、
堀江しのぶさんや塩沢ときさん、
今年だと
元お笑いトリオ・ヒップアップで「踊る」にも俳優として出ていた
小林すすむさん、
推理作家の吉村達也さんもこの病気で他界しています。
この病気の特徴は、
通常の胃癌のように胃粘膜表面ではなく、
胃壁の中を広く浸潤する為、
悪性度が高く、
進行が早く、再発しやすいのです。
普通の癌のように胃の表面での変化がみられないため、
通常の胃カメラなどでは見つからず、
初期で見つけるのが非常に困難な為、
かなり進行した状態で発覚するケースが多く、
それゆえに5年生存率も低くなっています。
が、
それゆえに、
初期で見つけられた場合=ステージ1Aで発覚した場合の
5年生存率は95%と高くなります。
でも、
たとえステージ4(末期)でも、
あきらめず、
生活習慣や食習慣に気をつけた生活を送って
NK細胞を増やす事が出来れば、
癌が小さくなったりして、予後を穏やかにすごす事は可能だと思うんです。
~つづく~
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健康診断で父の肺がんが発覚し、
入院、手術を経て退院。
肺は大きく切ったものの、
ステージ1の初期段階で施術できた為、
手術後に抗がん剤の使用もなく、
予後の経過も良い状態なのですが、
しばらくしたら
今度は姉が大腸憩室炎で入院し、
ほどなくして退院したのもつかの間、
今月上旬から母が入院してしまいました。
どうやら朝ごはんを食べていた時、
食べたものを吐いてしまい、食べられなくなったそうです。
突然、食べ物を受け付けなくなったとか。
わたしもそうなんだけど、
母も吐き気はあっても吐けないタイプ。
それが吐いたって事で、
病院に行きたがらない母を父が説得して
なんとかかかりつけの近所の総合病院に行ったそうなんですが、
母はお昼を過ぎても帰ってこなくて、
病院の帰りに買い物にでも行ったのかと思っていた矢先、
病院から緊急入院の一報が来たそうです。
母はもともとナイーブな性格で、
どちらかというと内気で、
周りに凄く気を使うタイプ。
このところ確かに胃の不調は訴えていました。
でも、
毎年健康診断で胃カメラ飲んでるし、
年も年なんで、
近所の総合病院で
内科や心療内科は割としょっちゅう受診してて
胃の不調や、
健康診断の結果で貧血気味って結果が出てるって
内科の先生に言ってたみたいなんだけど、
気にしなくていいって言われてたみたいで。
でも、
わたしから見ても
母はやや神経質というか、
考えすぎてしまう面もあったし、
病院の先生も問題にしていなかったので、
単純に精神的なもんなのかなって思ってたんです。
だから、
今回の入院もポリープが出来たとか、
胃潰瘍とか、胃炎の類なんだろうなって思ってました。
「順番から言って、母さんの次はわたしの番かもね~。」
なんて軽口をたたいたりして。
はてさて、
この総合病院には病理が無い為
生検は外注という事もあり、
結果がなかなか出なかったのですが、
お見舞いに行った時に
たまたまナースステーションに入院中の主治医がいて
お忙しい中、少しだけ時間をとって
説明してくれたんですね。
その時の説明では、
a・幽門狭窄
b・胃粘膜下腫瘍の疑い
c・小腸(空腸)狭窄
との事でした。
aとcはともに狭窄といって、
幽門とは胃の出口をさしているのですが、
それぞれの部分が何らかの原因によって
腫れたような状態になっているという事でした。
先生曰く「ぶよぶよしている」と。
それが出来物なのか、炎症を起こして腫れているのか、
原因は何なのかわからないと。
その中の可能性のひとつとして、
bがあるかもしれないってことだったんです。
結局その週は生検の結果が出ず、
翌週の半ばにお見舞いに行った時に、
「とりあえず癌じゃないって言われたよ。」
と言っていたので、ヨカッタ・ヨカッタと安心して
胸をなでおろしていたら、
その2日後ですよ。
姉から電話がかかってきて、
「急転直下だよ」と。
やっぱり胃癌だったから来週の月曜日に手術して
胃の3分の2を切るって言われたらしい
って言うんです。
こっちはもう、ナニがなんだかでしたよ。
何で癌じゃないって言われたのに
こんな早急に
いきなり「やっぱり癌でした」って翻すわけ?って。
で、
本日、家族面談があり、
そこで入院中の主治医の指導医と思われる先生から
説明があったわけですよ。
最初は家族面談の日は午後から仕事もあるし、
午前中の家族面談に出て午後仕事だと
体力的にきついかと思って行くかどうか少々迷ってたんだけど、
昨日お見舞いに行った時、
わたしが帰ろうとしたら、
母が
「癌が胃の粘膜の下に潜ってて見つけにくかったって言われたのよね~。」
みたいなことを言ったんです。
なるべく表情には出ないようにしたけど、
母が胃癌だと言われてからいろいろ調べてたら、
胃癌は胃粘膜より下の層に行くほど進行しているって
書いてあったし、これはヤバイなと。
自分の目で、耳で母の状態を確認したくて、
頑張って家族面談に出席してきたら、
案の定、スキルス性胃癌でした。
ぐぐると山ほど出てくるけど、
元フジTVアナウンサーの逸見正孝さん、
堀江しのぶさんや塩沢ときさん、
今年だと
元お笑いトリオ・ヒップアップで「踊る」にも俳優として出ていた
小林すすむさん、
推理作家の吉村達也さんもこの病気で他界しています。
この病気の特徴は、
通常の胃癌のように胃粘膜表面ではなく、
胃壁の中を広く浸潤する為、
悪性度が高く、
進行が早く、再発しやすいのです。
普通の癌のように胃の表面での変化がみられないため、
通常の胃カメラなどでは見つからず、
初期で見つけるのが非常に困難な為、
かなり進行した状態で発覚するケースが多く、
それゆえに5年生存率も低くなっています。
が、
それゆえに、
初期で見つけられた場合=ステージ1Aで発覚した場合の
5年生存率は95%と高くなります。
でも、
たとえステージ4(末期)でも、
あきらめず、
生活習慣や食習慣に気をつけた生活を送って
NK細胞を増やす事が出来れば、
癌が小さくなったりして、予後を穏やかにすごす事は可能だと思うんです。
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ご無沙汰しています。
お母様の診断を拝見して、心配しています。
来週の手術、その後の治療でよき方向になるよう祈っています。
mocoさんご自身も、ご家族のご病気がつづく中ですから、どうかどうかご自愛くださいね。
ご心配ありがとうございます。
その後については
おいおい書きたいと思いますが、
ぷろぱさんのおっしゃるように、
自分まで入院したりする事の無いように、
目下頑張って浮揚しようとしています☆