カトリック菊池教会 


毎週の福音書と典礼にそって人生の素ばらしさを探る一言
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「今週の公教要理の錠剤」12

2012年02月10日 | メッセージ(その他)
B年 年間第六主日          2012・2・12
「信仰」
「神様への道」
神様のことを知る人はまだまだ少ないし、知らされていないと思います。大まかな意味で神様のことを聞いたことがある人もいると思いますが、実際に神様が何者か知らない人はまだ多いようです。神様は続書によって知る、覚える、愛するものではなく、心の中で出会って、結びつく素晴らしい方として知られるものです。だからこのような意味で神様のことを知らない人が多いということなのです。神様を心から知る方法、また神様まで導く道はいくつかあります。日本では神様の心に出会う方法は大自然の美しさを通して知られると思います。大自然そのものが素晴らしい創造主である神様の姿を語ってくれています。小さい花から、見事な真っ赤な夕日まで、神様の素晴らしさが紹介されています。美しい小さい花でも神様の普遍的な美しさを語っています。大自然の音、香り、暖かさも神様の姿を描いています。けれどもこのように神様を知ることが唯一の方法ではなく、神様へ導く道はまだまだあります。それは人の愛情を通して神様に出会うと言ってもいいと思います。たとえば、家庭や共同体の温もりと優しさを通して、私達の人生で特別に愛する人に出会うことがあります。つまり人の愛や友情などの深い経験によって、神様の愛とその忠実な友情を発見することが出来ます。人間の愛によってさえこのように暖かく、優しくされますが、神様の愛はそれよりはるかに大きく、人は深く愛されるのではないでしょうか。だから人間の愛と友情は神様へ導く道になります。学者も勉強家の人たちでも、より深い世界を知り、より高い真実を探し求めて神様の姿まで観想する時があります。それも神様へ導く道です。しかし皆さんの心の中で神様ご自身が小さな道を整えてくださいました。その道を通して、誰でも神様に出会い、神様の心を理解するところまで行けるのです。その道を発見するのは人生の目標であり、人生の楽しみです。                             
                      モヨリ神父
※参考:「カトリック教会の教え」

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