カトリック菊池教会 


毎週の福音書と典礼にそって人生の素ばらしさを探る一言
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「今週の公教要理の錠剤」53

2012年12月28日 | 神父様からメッセージ(C年)
C年 待降節の降誕祭    2012・12・30
  「カトリック教会の教え」から
「 人間の徳と救いの恵み」
どんな人でも良い行いを行うように呼びかけられていますが、キリスト信者は特別に、自分の日常生活の中で、イエス様に従って良い行いを探し求めて行うように呼びかけられています。それはイエス様の言葉と行いを手本にし、イエス様の教えを守り、聖霊の力によって愛で満ちた行いをいつも実践できるように願っているからです。このようにキリスト信者は、少しずつイエス様の思い、その心の慈しみに元づいて自分の人生に習慣を作り、イエス様と同じように、考えと行いをなし続ければ自分の人生の中で徳が身に着くことになります。このように悪い性格を削りながら、良い習慣、より良い性格を身につけるように努めています。キリスト信者の欠かせない特徴は謙虚さの中で、熱情、正義を行うことです。勇気なども聖霊の賜物であり、その力によってキリスト信者はイエス様の生き方に自分を合わせるようにします。隣人を愛することが出来るようになる為に、節制を含んだ生活は欠かせないことです。だからキリスト信者には、徳を持った生活が大きな目標になります。徳とはイエス様の足跡を踏みながら、イエス様の生き方に合わせた生き方です。良い行いを続け、身に徳を付けるのは自分自身で出来ることではなく、神様の恵みによるのです。お手本であるイエス様のことを見ながら、少しずつ、絶えず、歩まなければならないのです。信じるのも、どこにでも神様のわざを見るのも優れた徳です。けれども、キリスト信者の素晴らし冠は愛徳のことです。神様の愛の理由で人を愛する、そして弱いものに仕えることはいろんな徳の中で最も優れたキリスト信者の生き方です。
                              モヨリ神父

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