カトリック菊池教会 


毎週の福音書と典礼にそって人生の素ばらしさを探る一言
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「今週の公教要理の錠剤」20 

2012年04月04日 | メッセージ(その他)
B年 復活祭の主日                   2012・4・8
      
「ご復活!!おめでとうございます!」
カトリック菊池教会で、復活されたイエス様を10時のごミサで一緒にお祝いしましょう。

「聖霊は神の命」
聖霊とはどのようなものであるか、言葉などで説明できるものではありませんが、聖霊は人の心の中で、人の人生の中で神秘的な存在を体験するものであり、純粋な信仰の世界だけに属する神様ですから、皆の心の深い所で出会う神秘的な存在だと思います。聖霊の存在は、その働きにより理解できますから、その働きを聖書全体にわたり、キリスト信者の人生の中に確認したいと思います。聖霊は三位一体の第三の人格であって、神様と一致して人間と神様の関わりの一面を示しています。宇宙万物の創造の時から、聖霊は全ての上を支配しておられた方です。神様のみ心の愛を表現される役割をもって、それぞれ時期によって大いに神様のみ心と愛を示し、神様ご自身が、人間にご自分の存在を身近に表してくださいました。旧約聖書の中に出てくるアブラハムとその子孫、預言者達も、時代を渡って神様に身近に出会ったりした時に聖霊の働きによって、より深く神様の素晴らしさを理解するようになりました。聖霊が神様の姿を人間にまで宣べ伝えて、人々の心を回心するように導かれました。時によって、人類の救いの歴史の中で、聖霊は主役として、神様に仕える為に人々を王、祭司として選んだり、人生の流れの出来事によって神様の救いの計画を表し、人間を幸せな喜びの方へ導いてくださいました。聖霊とは、神様のみ心だと思えばふさわしいかもしれません。聖霊が弱いものを通して、人類の救いを求めながら神様の神秘的な愛の計画を人間の歴史に示してくださいました。最後に聖霊はキリスト信者の心を照らし、それぞれの人々に神様の愛の働きを示し、人々の心の中で良い思い、希望、行いを発生させます。聖霊をあるいは、神様のみ心を信じて頼りながら、キリスト信者は神様が自分の心の中に宿ることに気付き、神様と一緒に生き、人生の中での苦しい時も、イエス様と一緒に喜びの復活とその幸せを味わうことが出来ます。
                             モヨリ神父

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