趣味の木工房「もっくりハウス」ブログ

趣味の木工作品紹介やフリマ出店情報・スキー情報など

「もっくりハウス」看板その後

2012-06-23 10:10:05 | 手づくり木工
 「もっくりハウス」の看板をメンテしてから約1カ月、今のところまだまだツルツルピカピカを保ち変化は見られません。
(まだ1カ月ですからね。)




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「もっくりハウス」看板メンテナンス完了

2012-05-13 22:06:58 | 手づくり木工
 先日、工房デッキのフェンス張り替え工事のご紹介をしましたが、そのフェンスに取り付けてあった「もっくりハウス」の看板もかなり傷んでいたのでメンテナンスをしました。
工房開設と同時に取り付けたので約8年経過し、一度は塗り替えてはいたものの塗幕が剥がれてかなりみすぼらしい状態になっていました。

 今までは2液性のウレタン塗料を使っていたのですが、キッチンなどの水濡れには結構耐久性があるものの屋外の紫外線を浴びるような条件では2年くらいが限度のようです。
そこで今回は、屋外木製看板専用の塗料を使うことにしました。

以前の塗幕をかんなで完全に剥がしてサンドペーパーをかけ、文字部分は再度トリマーで掘りなおしてから下塗りをし、文字部分は専用のカンバンアート(黒)で色付けをしてから上塗りを2回というかなり手間をかけた仕上げをしました。
いわゆる老舗の和菓子屋さんや寿司屋さんに掲げてある看板と同じ仕様にしたつもりです。
これで5年くらいはきれいな状態で保てるのではないかと期待しています。

 塗装完成

 
こんな感じになりました。(お散歩の人が「もっくりハウスって何だろう?」って顔で通って行きました)

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工房デッキフェンスの交換工事をしました。

2012-04-29 13:20:38 | 手づくり木工
 今シーズンのスキーも先週の「熊の湯研究会」で予定の行事はすべて終了し、いよいよ木工の季節です。

まずは自分の足元からということで、GWの前半は工房デッキのフェンス交換工事を実施しました。
工房開設からそろそろ8年が経過しようとしており、ラティスフェンスがかなり傷んで危険な状態になっていましたので、思い切って交換工事をすることにしたのです。
2週間ほど前に材料が届き切断と塗装を済ませておいたので、昨日の午後と今日の午前中でほぼ完了しました。

では、完成までの手順を写真でご紹介します。

 
① 老朽化したラティスフェンス(取り外してみたらかなり危険な状態でした)

 
② 材料は「ウェスタンレッドシダー」、塗料は「キシラデコール」を使用しました。

 
③ 馬の上にフェンス板を並べて作業台にし、まず枠組みをします。(右のような枠を6個準備)

  
④ 枠の上にフェンス板(1×6)をコーススレッドで張り付けていきます。
  右の写真が一つ目のフェンスを取り付けた状態です。
 
 
⑤ 同じく2つ目取り付け完了(左側)、3つ目4つ目取り付け完了(右側)。

  
⑥ そして5つ目6つ目で全部取り付けが完了です。(左奥は今が満開のハナミズキ)
  右の写真は我が家の玄関側から見た工房です。
 
 今回の工事費用は、材料(ウェスタンレッドシダー)・塗料(キシラデコール)他で約¥50,000でした。

さてこの後は、
先程完成したフェンスを見たうちの奥様から、お隣との間に同じイメージで塀を立てて欲しいとのご要望が・・・
夏休みにでもやりますか。
またご報告しますのでお楽しみに!!  
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「ピアノ教室看板」取り付け完了のご報告をいただきました。

2011-12-04 18:40:34 | 手づくり木工
 ちょっと更新が遅れてしまいましたが、先日徳川様より「ピアノ教室の看板」無時取り付け完了のご報告をいただきました。
私がおススメした門柱取り付け用の「接着剤」の選定も間違いなかったようで、本当に安心しました。

 生徒さんがたくさん増えればいいですね。

モモちゃんをご紹介します。 「かっわいいー」



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初めての看板製作無時完成!!

2011-11-28 16:32:41 | 手づくり木工
 10月初めの「やまとTOMOフェスタ」にて東京都南青山のS様に御依頼いただきました「ピアノ教室」の看板が出来上がりましたので、製作工程などをご紹介させていただきます。

 この看板は、S様から千葉県松戸市でピアノ教室を開催しておられるピアニストのT様へのお祝いとして贈られるということで、私も初めての看板製作にかなり気を入れて取り組ませていただきました。
S様は当初金属か樹脂製の看板を考えられていたようですが、偶然私のフリマ出店の作品を見られて木製看板も温かみがあっていいと考えられ、製作のお話をいただいたというわけです。
特に黒檀のペーパーナイフの深い艶がピアノのイメージにつながったことから看板のピアノベースは黒檀でというご要望となりました。

それでは、製作の流れとエピソードを写真でご紹介しましょう。

1)まずは、黒檀の板の入手から始まるわけですが、私の勤め先(学校教材「アートピア」)での取引先「銘木の丸万木材」さんにご相談しました。
  ←厚さ30mm×幅150mm×長さ300mmの黒檀の板2枚を調達
このサイズの本黒檀はそう簡単に手に入るものではないため「縞黒檀」での製作となりました。

2)次にロゴの切り抜きです。
 
10mm厚さのブナ材から糸のこ盤で切り出しました。(1文字の大きさは50mm角くらいで、こんなに細かな切り抜きは初めてでしたが意外にうまくいきました)
 ※「MOMO」はT様が可愛がっておられるワンちゃんの名前だそうです。

3)ベースとなる黒檀の張り合わせとその他の部材の作成。
  ←黒檀のピアノベース(約30cm×30cm) 
「雇い実」という技法でつなぎ合わせてから大まかなピアノの形状に切り出し、ベルトサンダーできれいなカーブと面を出しました。
張り付けには、耐水性に優れているフランクリンの「タイトボンドⅢ」を使用。
鍵盤を張り付ける部分は会社の「昇降盤」を使って欠き取りました。

  ←白鍵
ロゴと同じブナ材を使用し、鍵盤らしく見えるように上面と前面にのこ目を入れました。

  ←黒鍵と鍵盤サイドの部材
これはベースと同じ黒檀を角材にしてから必要な長さにカットし、ベルトサンダーで一つひとつ形を整えました。

  ←これで部材は全部揃いました。

  ←各部材の仮配置(完成はこんなイメージです)

4)さあいよいよロゴの位置決めと接着です。
 S様、T様には製作経過を私の工房までわざわざ見に来ていただき、ロゴの貼り付け位置など細かな指示をしていただきました。
  ←最終的にこの位置で接着完了です。

  ←裏側にも門柱固定用の部材を取り付けました。

5)最終工程、緊張の「塗装」です。
 初めての看板製作ということで、屋外用木製看板に適した塗料をプロの木製看板製作会社のHPから探し、専用の塗料「ウッドスキンコート」を購入して使用しました。
 
「ウッドスキンコート ST」で下塗りを2回、「ウッドスキンコート グロス」で上塗りを3回かけてピカピカに仕上げてあります。
特に上塗りの「グロス」は粘土が高く、細かなロゴを細い筆を使って塗っているうちに硬化を始めるため、平面部分の塗装との間がうまくつながらなくて大変苦労しました。しかしやはり優れた塗料で、乾燥までの間にゆっくりなじんで刷毛目もほとんどなく平滑に仕上がりました。
塗料メーカーの説明では、風雨による剥がれや腐食に強く紫外線による色変りがしにくいとありましたので、この状態を長期間維持できるのではないかと期待しています。

以上、ご注文をいただいてから約2ヵ月間、S様とはメールやお電話で何度も連絡を取り合って出来るだけご要望にお応えできるよう頑張ってまいりました。
おかげさまで本日S様宅に看板が配送され、「いろいろ心配な面もあったが素晴らしいものができた」とのおほめのご連絡が入りひと安心しているところです。
門柱にはS様ご本人が取り付けられるということで、取り付け後の写真を見せていただけるのを楽しみにしています。
(このページでご紹介させていただく予定です)


☆ 最後に、ピアニストのT(徳川)様にご本人のホームページ公開をご了解いただきましたのでご紹介します。

  ブックマークの「徳川真弓のオフィシャルサイト」からどうぞ!!







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週末のお仕事

2011-11-06 19:13:53 | 手づくり木工
 ご無沙汰でーす!

この土日のお仕事を紹介します。
10月のフリマで売り切れてしまった「寄せ木のペンスタンド」と「木目椎朱のペーパーナイフ」を作りました。

「寄せ木のペンスタンド」
 
今回は一度に12個も作ってしまいました。しかも一つひとつ色(材質)の組み合わせも形も全部違います。

製作工程は、
① まず材料はタモ・ローズウッド・パリサンダー・パドック・チークなどを使い、厚さ10~15mmで90mm角にカットします。
② 次に1枚ずつ接着剤をつけて重ね合わせてハタガネで締め付け、高さ約100mmの寄せ木の角材を作ります。
③ ボール盤でセンターに直径60mm深さ約80mmの穴を開けます。
④ 形状デザインを考え、ノコでそれぞれ大まかな形にカットします。(材料が硬いのでちょっと大変です)
⑤ ベルトサンダーで最終的な形に整えます。(荒目と中目で2回くらい)
⑥ 240番と400番のサンドペーパーを使って手作業でツルツルになるまで磨きます。
⑦ 最後にクリアワックスでピカピカになるまで磨きあげて出来上がり。

結構手間のかかる仕事なのです。

「木目椎朱のペーパーナイフ」
 
材料の木目椎朱は、自分で寄せたのではなくカラー着色した薄板を張り合わせてある材料があるのです。
ペーパーナイフは、材料を糸のこで大まかな形にカットしてベルトサンダーである程度形を作ってからサンドペーパーで磨き、ワックスがけをして出来上がり。
それほど難しい作業ではありません。
皆さんも世界に一つしかないペーパーナイフを作ってみませんか?
やってみたい方はご連絡ください。
時間の許す限りお付き合いしますヨ。

★今回の作品は、11月23日(水曜祝日)に開催される中央林間「手づくりマルシェ」にて販売します。



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木のおもちゃ「木のくるま」シリーズ新車紹介!!

2011-09-22 21:48:19 | 手づくり木工
 「木のくるま」シリーズにまたまた新しい仲間ができましたのでご紹介します。

チークのボディーにタモや桂の車輪のニューデザインです。(可愛いでしょ)

これで「木のくるま」シリーズの在庫は10台を超えました。

秋のフリマ(先日ご案内)で販売いたしますのでお楽しみに!!

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新作小物ぞくぞく誕生!!

2011-09-04 16:18:58 | 手づくり木工
 こんにちは、皆さん台風の影響はいかがでしたか?
私のところ(神奈川県大和市)は、幸い雨も少なく少し強い風が吹いたくらいで終わったみたいです。

さて、今週も新作小物が誕生しましたのでご紹介します。

 新しいタイプのフォトフレームです。

アクリル板2枚に写真を挟んで上下の溝にスライドさせます。
L判2枚 または はがき判2枚 を飾ることができます。


材料: 手前は上下板が「パドック」で柱が「シナ」の丸棒です。
    後ろは上下板が「ブナ」で柱が「黒檀」の角棒です。
塗装: いつもの「ブライワックス(クリア)」磨き上げです。

 子供から大人まで楽しめる「タングラム」を作ってみました。
「タングラム」とは、問題集に載っているシルエットを見て7枚の駒で同じ形を作るという単純なパズルですが、結構難しいんですよね。
始めるとはまっちゃいます!!

 
この「タングラム」というパズルはかなり古い時代からあるものらしく、私も小さいころ遊んだ記憶があります。
写真の「走る子供」は、かなり古い文献に載っている形のようです。
なお、タングラムは厚紙などを使って簡単に作ることができますし、インターネットで問題集を手に入れることもできます。
家族でやってみてはいかがですか? (家族の絆が深まること間違いなしです)

材料: 駒は「チーク」の板から一つひとつ切り出しました。ケースは「スプルース」です。
塗装: ブライワックス(クリア)仕上げ。


 秋のフリマ出店第1弾は10月1日(土)・2日(日)に大和駅プロムナードで開催される「やまとTOMOフェスタ」の予定です。
楽しい小物をたくさんご用意していますのでお楽しみに!!
出店が決まり次第このブログで詳細をお知らせします。
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今日は自宅で使用する「トイレットペーパーストッカー」を製作しました。

2011-08-28 15:20:24 | 手づくり木工
 今日はちょっと時間が空いたので、前から作ろうと思っていた自宅トイレ用の「トイレットペーパーストッカー」を製作しました。

タンク横の狭いスペースにちょうど納まるように細かく寸法を測り、ピッタリ収まるサイズででき上がりました。

材料は、在庫として持っていた「キハダ」の集成材(厚さ12mm)と天・地板には「タモ」(厚さ15mm)、裏板は「シナベニヤ」(厚さ4mm)を使用しました。
仕上げは、サンドペーパーできれいに磨いてから「ブライワックス(クリア)」でつるつるに磨き上げてあります。

構造が簡単でネジ組み立てなので2時間半くらいで出来上がっちゃいましたよ!!

 サイズ: 幅144mm×奥行き135mm(地板のみ200mm)×高さ900mm

 トイレットペーパーは5個までストックできます。

 我が家の狭いトイレに収めたところです。
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小物作品紹介

2011-08-27 17:22:42 | 手づくり木工
 こんにちは、毎日不安定なお天気が続いていますがいかがお過ごしですか?

今日は、夏休み中に制作した小物作品を写真でご紹介します。


ペーパーナイフ各種
材料は黒い色が「黒檀」、茶色が「ローズウッド」、赤いのが「パドック」、下の2本が「木目椎朱」です。


バターナイフ各種


八角の箸
材料は「黒檀」です。

製作工程を紹介しましょう。(箸は作り方が少し異なります)

① 材料に鉛筆で形状を描く
② 糸のこで、描いた形状に沿って切り出す
③ ベルトサンダーなどで立体的な形状を削り出す
④ サンドペーパーでつるつるになるまで磨く
  (#120→#240→#400 物によっては最後に#1000も使います)
⑤ 「荏ごま油」を含ませた布でピカピカに磨きあげよく乾燥させる

以上、こんな物でも結構手間がかかっているんですヨ!!

なお、「荏ごま油」は食用にもなるものなので安心してお使いいただけます。

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