昨日 久しぶりに 母を家に 連れてきて、畑や花壇を 見てもらった。
朝に迎えに行くという、連絡をすると、喜んで、準備をして、待っていてくれた。
もともと 母は 野菜作りや 園芸が得意。
初めて 連れてきたのは 2021年 (再婚してから 4年後)
義両親が使わなくなった ハウスで 何か育てるように 無言のプレッシャーを いただき (-_-;)
困った、困った、と 思いながら 土に向かった私。(夫の手伝いで 目いっぱいだったもので)
この時の 強い見方が (レビー小体型認知症と 診断される前の)母だった。
ナスに肥料を このくらい やればいいよ!とやってくれた。
トマトの脇芽かきも、全然していなかったのを、バッサリと切ってくれた。
スナップエンドウの支柱固定なども。
そして2022年 は 初めて植えたジャガイモの土寄せを
「もっとした方がいいんだよ!」と とめても、いつまでも ふらつきながら、やってくれた。
認知症がわかって1年が経とうとしていた頃。(内服薬で 症状がかなり 改善したころ)
そして2023年 昨日は、杖をつきながら
メロンやスイカのツルが そこら中に 這っているハウスの中を
転ばないように ゆっくりゆっくり 歩いた。
色々な野菜が あるけれど 今年の 母の目には 一部しか目に入らないような 気がした。
何か 採って、持って行ったら?と 声をかけても、「え?それ、あるかい?」と・・・。
百日草と 食用ほお月と、トウモロコシは、眼に入ったみたい。
食べごろの トウモロコシを捥いで 嬉しそうだった。
ピーマン、パプリカ、ナス、激辛南蛮、トウモロコシ、プリンスメロン、男爵イモなどを お土産にした。
疲れた様子だったので、声をかけると
「疲れたって、言っても これは 価値のある疲れだから いいんだよ!楽しかった!!」という母。
お昼は 母と一緒に お蕎麦屋さんで 食事をした。
天つゆにワサビと薬味を入れちゃって・・(;'∀') まぁ いっか。
食欲も 今のところ まぁまぁ 保たれていて、エビの天ぷらを残して ほぼ完食 (*^-^*)
最近は、好きなように暮らしている姿を 否定しないように気をつけて 見守るだけにしている。
認知症治療のテープ剤も、週に一回くらいは 自分で交換してもらうように練習していて、
できる日が増えてきている。
母の処に 行かない日は ちょっと 作業が進み 助かっている。
母も 私のガソリン代や 時間を心配するので、
お互いに いい傾向。
以前来た時は ついでに 盆栽の剪定やら、鎌を砥石で研いだり、してくれた母。
あの鎌は、今も 切れ味は 悪くない。
真剣に教えてくれたのに、
砥石を何種類も 貰ったのに
いまだに 自分では やっていない ダメな娘です ^_^;
きっと いつかは すると 思うんだよね。
「切れ味の悪い道具を使うのが 一番 身体に負担なんだよ!」 という 言葉も いつも 耳に残っている気がする。