「日本ご当地ラーメン総選挙」の最終日に出陣しました。
天気は雨、10店出店で7日目最終日なので空いているかなと。
今日の1軒目は長岡生姜ラーメン。
新潟四大ラーメンの一つで、東京では「青島食堂」が人気です。
前に数名待ちがいたものの、あまり待たずにゲットできました。
おぉ、良い感じに背脂が浮いた清湯ラーメンですね。
スープを一口飲むと、いきなり生姜の香りがガツン。
味付けは生姜の効果もあると思うのですが、結構濃いめ、塩辛い部類に入ると思います。
麺はもっちり系のストレート麺。
良い感じでスープを絡めます。
ほうれん草も少量ながら入っており嬉しいです。
チャーシューは肉厚ですが柔らかくホロホロに近い食感に仕上がっており美味しいです。
おろし生姜のトッピングで追い生姜も可能。
ただやはり味は自分にはしょっぱく、スープは結構残してしまいました。
ちなみに、zunkoも一緒に行ったのですが、zunkoは一度現地で食べたことのある酒田ラーメンをセレクト。
昨年優勝のご当地ラーメンで、出展団体も昨年と同じ「酒田市&酒田のラーメンを考える会。」
複数の煮干や乾物を合わせたと思しき魚介の風味が香る出汁感満点のスープ。
ツヤツヤの多加水の縮れ麺がスープを良い感じで絡めます。
うん、やはり美味いね。
と言うか、自分の好みにすごく近いということがありますけどね。
では、自分は続いて昨年出店していない最後の1店へ。
石川県の加賀味噌ラーメンです。
って、「『炎・炙』肉盛そば」ってアレじゃないの?
昔品達にも出店していた「金沢濃厚豚骨ラーメン神仙」のグループ店のメニュー。
昨年の「日本ラーメン大百科」でも出店していました。
ここも並びは少なく、ほどなくしてゲット。
おぉ、これこれ。
タレにつけて焼いた豚バラ肉がたっぷり。
スープは動物系ベースの合わせ味噌と思しき濃厚スープ。
ですが、札幌ラーメン同様、油膜はそれほどでもないような。
麺は軽くウェーブのかかったもっちり中太麺。
濃厚スープの絡みも良し、スープに負けない麺です。
味の染みた豚バラ肉は見た目よりも味は濃すぎず、スープと麺と美味く共存しています。
肉の下に隠れていたもやしが濃厚なスープの良い中和役にもなっています。
肉はここまで入ってなくても良いんじゃない?というボリュームでしたが、今回一律1,000円取る中で、原価と納得感を考えたのがこのボリュームなのかもしれませんね。
久しぶりに食べた肉々しい濃厚味噌ラーメンでしたが、こちらも不思議なことに二杯目でも意外にイケちゃいました。
そして、今日7日間の会期を終え、21時までの営業時間ではありますが、15時までの投票の開票結果は・・・。
1位:白河ラーメン
2位:長岡醤油ラーメン
3位:函館ラーメン
だそうで。
白河ラーメンの1位は、並び具合と食べてみたインパクトを考えたら納得ですが、「火風鼎」と「手打ち焔」のコラボと言う出店はマニアの心をくすぐったか。
自分はしょっぱくて苦手な方だった長岡醤油ラーメンの上位は意外ですが、「青島食堂」が今でも結構な行列なのを考えれば納得か。
函館ラーメンは名産である昆布へのフォーカスや具の工夫なども良かったと思います。
結果的には上位がすべて昨年出店していないご当地ラーメンでした。
多分昨年優勝の酒田ラーメンも僅差で上位だったであろうと思われる味でしたし、今回残念ながら上位を逃した団体も、今回出場できなかったご当地ラーメンも虎視眈々と次の座を狙っていると思います。
まだ見ぬご当地ラーメンが出てきたら楽しいのだけどな・・・。
10月は5・6食目で、2024年通算124食(96すすり18つけ10まぜ)になりました。