もむでんブログ

GroupC・Dの一位通過はアルゼンチンとフランス!:FIFA WORLDCUP2022

グループリーグ第3戦のGroupCとDの4試合は、なぜかGroupDが先の日本時間12月1日0時に行われ、チュニジアがフランスに1-0、オーストラリアもデンマークに1-0で勝利し、その結果1位フランス(勝ち点6)、2位オーストラリア(同6)、3位チュニジア(同4)、4位デンマーク(同1)でフランスとオーストラリアが決勝トーナメントに進出しました。

フランスはエムバペやグリーズマン、ジルーら攻撃の主力だけでなくDFパバールやGKロリスらを先発から外して臨み、それでも6割を超えるボール支配率で主導権を握りましたが、後半13分にチュニジアがカウンターから先制。

直後にフランスは3枚替えでエムバペらを投入し、さらにグリーズマンも投入しましたが、試合はそのままタイムアップ。チュニジアが今大会初勝利を挙げるとともにオーストラリアの結果を待ちます。

一方で、勝利でのみ進出の可能性のあるデンマークと、オーストラリアは引き分けではチュニジアの勝利の場合得失点差で下回る為、やはり勝利が必要な状況。しかし、試合はデンマークが前半優勢ながら0-0で折り返し。

そのような状況で、裏試合のチュニジアの先制とほぼ同時刻の後半15分に、やはりカウンターからオーストラリアが先制。

試合はそのままタイムアップ。オーストラリアが初めて1大会で2勝を挙げ、2006年大会以来の決勝トーナメント進出となりました。

チュニジアは今大会初勝利を挙げるも、初の決勝トーナメント進出はならず。

 

一方、朝方4時から行われたGroupCの2試合は、早起きしてデバイス2台使いでその行方を見守りました。

試合は、1点が順位争いを大きく左右するスリリングな状況になりました。

 

負けはもちろん、引き分けでも敗退の危機のあるアルゼンチンは、序盤から高いボール保持率で攻め続け、一方で自陣に閉じこもるように3ラインを敷いて守りながらカウンターを伺うポーランド。

前半38分にポーランドGKシュチェスニーのメッシへのファウルでPKを得るも、これをシュチェスニーが見事にストップ。

前半をそのまま0-0で終え、嫌な流れになるかと冷や冷やしましたが、後半開始早々に均衡は崩れました。

開始直後に右から攻めあがったアルゼンチンは、低くマイナスでのグラウンダーのクロスを選択。

ポーランド最終ラインと二列目の間に飛び込んだマックアリステルがファーポストに流し込み、アルゼンチンが先制。

先制されても引いて守るポーランドは、時折カウンターでアルゼンチン陣内に入るも、アルゼンチンは早い戻りで最終ラインで受けることなく中盤で奪い返す完璧な守備で、レヴァンドフスキを孤立させます。

後半28分には今度は中央から短いパスをアルバレスに送り、右足一閃、追加点を挙げます。

 

一方、勝利が必須なメキシコと最低でも引き分け以上が必要なサウジアラビアの1戦は、前半はメキシコ優勢ながら0-0で終えると、後半均衡を破ったのは勝利が必須なメキシコ。

すると、メキシコは後半2分にCKからニアですらしてゴール前に送ったボールを押し込み先制。

更に後半7分にはゴールから30mはある位置からフリーキックを直接叩き込み2-0とリードを広げます。

この時点で、ポーランドとメキシコは、勝ち点4で並び、得失点差と得点数も並んで、前回大会の日本とセネガル同様にフェアプレーポイントでポーランドがリード。

そのような状況を知ってなのか、ポーランドは無理に攻めることはせずに守ってカウンターの姿勢を徹底。

なおも攻勢に出るアルゼンチンを止めるためにイエローを1枚もらうも、メキシコも1枚出ており状況変わらず。

メキシコは1点追加が必須の状況で、ついに3点目を奪ったかに思われたプレーはオフサイドで取り消し。

サウジアラビアは引き分けでも得失点差でポーランドを下回る為、3点が必要と苦しい状況に追い込まれ、試合はアディショナルタイムへ。

7分のアディショナルタイムが表示され、メキシコがなおも押すも、サウジアラビアは終了直前に中央からワンツーで抜け出して決めて1-2。

試合はそのスコアのままタイムアップとなり、メキシコは得失点差で涙を呑んで、1994年以来7大会続いたグループリーグ突破が途切れてしまいました。

一方で、ポーランドはそのまま試合を動かさず0-2タイムアップを迎え、1986年大会以来のグループ突破。

 

この結果、C組1位アルゼンチンーD組2位オーストラリア、D組1位フランスーC組2位ポーランドの対戦が決定しました。

アルゼンチンとフランスは前回大会のRound16の再現とならなくて良かったです。

何と言っても、私の妄想予想では決勝のカードですからねw。

アルゼンチンは、初戦のサウジアラビア戦で、逆転されて以降はむやみにクロスを中央に放る雑な攻めで墓穴を掘りましたが、今日の試合では先制点に象徴されたように浮き球ではなくグラウンダーや低いクロスを多用して打開を図りました。大柄なポーランドなのできちんと修正してきたということでしょうが、守ってもポーランドにカウンターすらまともにやらせない完ぺきな勝利でした。

初戦の敗北でどうなるかと思いましたが、この2試合はきっちり実力を示した格好で、決勝トーナメントも期待できそうです。

準々決勝で対戦するであろうオランダ、準決勝はブラジルの勝ち上がりが予想されます。

フランスは1位をほぼ確定した状態だったため、ターンオーバーで臨んだのでこの試合は評価対象外でしょうか。

結局、追加を招集していないベンゼマの欠場はそのまま続くようで、これまで強豪と対戦していない中でのポグパとカンテの穴がどうなるかは、次戦のポーランド戦はともかく、準々決勝で対戦する可能性が高いイングランド戦あたりで真価が問われそうです。

 

そして、明日の朝方はいよいよ日本対スペイン戦です。

早起き練習は今日済ませましたので、万全の準備で応援したく思います。

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