暮れから今日まで、冬山で遭難というニュースがたくさん流れている。
そんな中、天候に恵まれた今日、久しぶりに山に足を向けてみた。
案内板はしっかりしているので、迷うことはない。
途中にある磯前神社で安全祈願。
登る前に頂上付近を確認。これから向かう、厳冬期の富士山を目の前に自ずから緊張感が高まる。今は、無事に登頂を果たし、家に帰りサム爺のいい顔を見ることを、最大の目標に定める。
状況によっては、勇気ある撤退もやむを得ないだろう。
そんな思いを胸に登山口に立つ。
この先に、目指す頂があるはずだ。
一歩づつ、足元を確かめ、雪を踏みしめて数分後、ついに登頂。
頂上に立つ。思っていたより広い。
ついに、厳冬期の富士山登頂に成功。ここまでの道のりを振り返り、思わず胸がいっぱいとなり、目頭が熱くなる。
太平川を渡るこまちが登頂を祝福してくれる。
さすがに富士山頂。秋田市街が良く見える。
帰路、横森橋上から富士山を眺めてみる。
自分の力量をわかって行動すれば、遭難はしない。自分の登山の力量ではこれが精一杯。