英国の公共放送である英国放送協会(BBC)が3月にベトナム戦争当時の韓国兵による女性への性的暴行を特集で伝えたことが、日韓外交の関係者らの間で反響を呼んでいる。韓国政府は国連の場でも、旧日本軍のいわゆる慰安婦問題を再三取り上げてきたが、ベトナムでの自国兵の行為について謝罪はしていない。BBCは、韓国の二重規範についても指摘している。 BBCは3月27日、ウェブサイトに、「1968-何百人もの女性を苦しめた年」と題した記事を掲載し、韓国軍兵士から被害を受けた2人のベトナム人の境遇を詳しく伝えた。そのうち1人は性的暴行を受け、3人の子供を身ごもった女性だった。
ベトナム戦争時に韓国軍兵が現地の女性を性的に暴行するなどして生まれた混血児は、「ライダイハン」の蔑称で呼ばれ、ベトナムで差別を受けてきた。その数は定かでないが、5000~3万人に上るとの説がある。
記事は、ライダイハンとその母親や家族らが差別などで苦しんできたことに触れ、「韓国人に何が起きたのかを認めてもらう必要がある」との被害女性の訴えを紹介。ストロー元英外相が「国際大使」として関わる民間団体「ライダイハンのための正義」が、国連人権理事会による調査や韓国側の謝罪を求めていることも伝えた。
さらに「韓国は、第二次世界大戦中に、何十万人もの韓国人女性が性奴隷として働かされたことをめぐり、謝罪をするよう何十年も日本に働きかけてきた」と指摘。「何十万」という数字や「性奴隷」といった表現には問題があるものの、日本に謝罪を求めながら、自らの問題には頬かむりする韓国の姿勢を浮かび上がらせた。
韓国の文在寅(ムンジェイン)政権は、慰安婦問題をめぐる日韓合意を事実上白紙化。康京和(カンギョンファ)外相が3年連続で国連人権理事会で慰安婦に言及するなど問題を蒸し返してきたが、韓国軍によるベトナムでの広範な性暴力については認めていない。
海外の主要メディアがこの問題を報道したことについて、外務省幹部は「韓国が提起する慰安婦問題が相対化され、『韓国が言っていることは眉唾ではないか』と思う人が増えるのではないか」と話している。
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全日本スキー連盟設立の日(2月15日 記念日)
1925年(大正14年)のこの日、全日本スキー連盟が創立された。
1908年(明治41年)、札幌農学校に赴任したスイス人講師コラーが日本で始めてスキーを製作。講師の指導を受けた生徒たちは馬そり屋でスキーを作らせ、独学でスキーを始め、連盟を設立した。
現在、東京都渋谷区神南に事務局を置く公益財団法人・全日本スキー連盟(Ski Association of Japan、略称:SAJ)は、スキーをはじめとしたスノースポーツの統括団体であり、スキーやスノーボードの普及・振興を目的に活動を行っている。
活動内容としては、スキーやスノーボードに関する調査・研究、競技大会の主催などが挙げられる。
関連する記念日として、1月12日は「スキー記念日」となっている。
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